〽叫銃の唄(完売&再販予定無)
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pixivと個人サイトに上げていた杉元父夢「〽叫銃の唄」(https://www.pixiv.net/novel/series/1443954)の本編に加筆修正を行い、未公開の短編を3本収録した本になります。 ⚠pixiv及び個人サイトで名前変換有の本編を読むことが出来ますが、本作品では夢主の名字を「夢野」名前を「夢主」で固定しています。 ⚠本編の加筆はおよそWeb掲載分の1.5倍程になります。 サイズ:A6文庫判 ページ数:182ページ 値段:600円+α
あらすじ
1894年夏、日清戦争が勃発した年。 ひとりの現役兵が二度と日本の地を踏まぬ覚悟で広島から戦地へ旅立った。 そこで出会ったスギモトという予備兵は、なんと自ら戦争に参加していながら「生きて帰る」と言う。 『日本に戻るだと? 歳を取ると物事に億劫になるとはいうが、命さえも惜しいのか。 自分が膝の上に乗せていた手は己の意志と反して拳をつくり、爪の痕が残るくらいに強く握っていた。 「昨年、女房が流行病で死んだ。家には齢十頃になる長男と、女房と同じ病で伏している次男と三男がいる。……下の兄弟たちももう長くはない。私が日本を出る船に乗った頃には亡くなっているだろう」 「私が帰らなければ、息子が……佐一が一人になってしまう」 ……自分にはこの眼の前に座る予備役が非情にずる賢く、そして臆病な古参兵に見えた。 生きて帰りたいのなら、傍らの小銃など握らずとも良い。 呆けて口でも開けながら、後方で我々の使う弾薬を運んでおればよいのだ!』 (第一篇 読めぬ手紙より引用) 杉元佐一の父親が予備兵として日清戦争に参加していたら? 「お節介」と呼ばれた彼の父親としての顔とは? 近代国家の一歩を踏み出す為の戦争を 杉元の父と共に駆け抜ける中編小説。 本編の加筆修正他、Web未収録の短編を3本収録。
注意書き
⚠杉元父×男夢主です(夢主→杉元父へのほんのり恋愛感情が存在します) ⚠悲恋ものです ⚠捏造に捏造を重ねています。なんでも許せる人向け。 ⚠原作程度のグロ表現があります
再販について
原則「NOTITLE」の同人誌は初版のみの発行で、再版を実施しません。 またWeb未掲載分のお話や加筆修正分について、Pixiv/個人サイトへのWeb再録も実施する予定はありません。 よろしくお願いいたします。