恐竜の柄の扇子を探せば、子供用か厳ついCGイラストの物は見つかる気がしたのですが、使い心地のよい仕立ての恐竜柄の扇子は誰かが作らないと無いなぁ…と思い作ってみました。 恐竜は鳥だと言う割に、怪獣やモンスターの扱いをしているように感じる日本ですが、山水画や花鳥画という風景に自然と鳥を描く文化があります。自然の中に恐竜(鳥)がいるものが好きだと感じるので試行錯誤しながら続けてみようと思う作品の一作目です。 仕立ては、京都にある扇子屋(京扇堂)さんに扇面紙を注文取り寄せて、ブイトレラプトルの彩色画を描き、同じ扇子屋さんに送り返し仕立ててもらいました。 ですので、使い勝手は大変良いです。 夏用の紙扇は、湿気の高い日本の夏、擦れの傷みが気になると思いましたので、綿と麻でケースを縫いました。防水ではありませんが、鞄の中で擦れる事が軽減されると思います。 写真1枚目が婦人用（墨絵）、 写真2枚目が紳士用（墨絵）、 写真３枚目が婦人用（薄茶色のラプトル）、 写真４枚目が紳士用（青みの灰色のラプトル）です。 【サイズ】 婦人用6.5寸19.5cm 紳士用7.5寸22.5cm 【素材】 扇子（和紙、白竹 ケース（綿、麻