身につける物語『波紋』 末埼鳩の500字未満の小説を印刷した物語カードと、同小説から着想を得たAtelier en.デザインのアクセサリーのセットです。 ■末埼鳩『波紋』冒頭 『今ひとつの雫が落ちた。うつむいて瞬きをした拍子にこぼれた涙が、痩せて浮き出た頬骨の頂から落ちた。足を浸した浅い水に、雫が生んだ波紋が広がる。明るい光が降り注ぎ、水は透き通っている。広がり続ける波紋の一番外側の輪が、浮き草のひとつをそっと揺らした。』 ひとつの雫が世界を変えるなんてことはないかも知れない。でも私は、小さな蝶の羽ばたきが遥か遠い場所で竜巻を引き起こすような事象を信じている。あなたの中にもそんな力があるのではないですか。それを伝えたくて書きました。トレーシングペーパーのカードです。晴れた日に、光に透かしてみてください。 ■Atelier en. 波紋の耳飾り 「波紋」を読んで、ただただ、美しいものを見てしまったと感じました。 ほんの小さな、気づかないくらいの出来事が及ぼす大きな影響。 滑らかに連続して起こる事柄の最後に起こる、あなただけが知る結末。 滴る粒の形のイヤーカフと、広がる波紋をイメージしたイヤリングでそんなバタフライ効果を表してみました。 この美しい世界に降る雫は不思議な偏光色や、 夕焼けを反射したような淡いピンク色。 光を受けて鮮やかな影を落とします。 ・虹色の雫とクリアの波紋のセット ・グラデーションピンクの雫と波紋のセット 2つの組み合わせからお選びいただけます。 あなたの小さな初動を後押しするアイテムになりますように。 使用しているパーツ 共通/ガラス イヤーカフ/真鍮(本ロジウムコーティング) イヤリング/真鍮(ニッケルフリー) ＊ご購入前にご確認ください こちらはあんしんBOOTHパックでの発送となります。 匿名配送、追跡、補償などのサービスが不要で送料最安値での発送をご希望の場合は、 「【定形外郵便発送】身につける物語『波紋』」 https://hateno.booth.pm/items/3312033 のページからご購入お手続きをお願いいたします。