【完売御礼】ツシマ「師匠と弟子」
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【石川定信師弟本「師匠と弟子」概要】 表紙デザイン…煙管さん ページ数…92ページ 頒布価格…880円(匿名配送料370円) 年齢制限…なし 概要…石川定信幼少時代から本編クリア(赤エンド)数年後までの話を短編形式で時系列通りに掲載。再録の細かな短編を一つにまとめるために大幅に書き直したところと、ツイッターのみで連載していたところ(Pixivポイピク共に未収録)がありますが、基本的には半分以上が書き下ろしになります。 〈収録作品一覧〉 1.師匠と少年(書き下ろし) 石川家はこの世に生を受けた瞬間から弓を手にする家系であり、定信はそんな家の次男に生まれた高慢な十歳児である。五十過ぎの師匠は元服して長尾に出仕した出来の良い兄を可愛がって定信をおざなりに扱うが、定信は慣れきっていてもはや独学で弓を極めているに等しい。だが悠々自適な弓生活を続けている定信の前に謎の凄腕美人女弓取が現れたことで、事態は一変する。 2.友と師と去る海鷲(書き下ろし) 二十歳を過ぎた定信は、新たな門下生安達晴信青年の面倒を見てやることになった。そんな中で女遊びを教えてやったり酒を酌み交わしたりと意気投合してゆく。ある日、女遊びにうつつを抜かしていた筈の安達晴信が大恋愛に堕ちるのだが、同時に定信もまた、人生の岐路に立たされていたのだった…。 3.一矢一殺の一番弟子(Twitter連載分再録) 長尾の弓取指南役として高慢で難しい男だと陰口を叩かれつつも充実した日々を送っていた定信。凄腕揃いの弟子の中でもずば抜けているのが、当主長尾廣常の甥長尾博基(ひろのり)である。いつも微笑みを浮かべ飄々としたこの色男を「腕は良いが女たらしで人たらしで遅刻常連の不真面目である」と評価していた定信だったが、共に酒を酌み交わした夜から信頼を寄せるようになってゆく。だが、博基の身にも定信の身にも、悪手が迫っていた。 4.師匠と押しかけ娘(支部短編を再構成、後半書き下ろし) 蒙古が攻め、愛弟子に裏切られ…そんな中で、定信は、愛弟子巴との出会いとこれまでの日々を反芻する…。 5.地頭の息子(書き下ろし) 巴の腕なればハーンに気に入られ傍にいる可能性もあると踏んだ定信は、新弟子境井仁らと共に金田城へ地頭志村の救出へ向かう。助けた志村と合力し蒙古と戦闘を繰り広げる最中、巴らしき影を見かけた定信は―…。 6.師匠と弟子(書き下ろし) 定信は仁と巴と共に、蒙古が強襲を予定しているという卯麦谷へと向かっていた。蒙古から身を隠す為小さな火だけを焚く野営を敷いた定信は、巴と二人で蒙古を迎え撃つことになるのだった…。定信と巴、別れの話。 7.孫(書き下ろし) 蒙古に攻め入られてから早五年、定信は志村と安達政子の口添えもあって、小茂田の戦で人材の減った長尾の弓取指南役へ返り咲いていた。まだ十代の年若い弟子達を引き連れた定信は、鎮西大宰府へと向かうのだった…。