電脳戦線Célika【𝐶𝑜𝐶】告知
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――――――――――――――――――――――――― ロスト率100%の電脳戦争。 痛みも、渇きも、喪失も、すべて後からやってくる。 ――――――――――――――――――――――――― 𝐶𝑜𝐶×ロスト率100%×少年漫画×アザトース侵略戦 電脳戦線Célika (略:探セカか電セカか線セカ)どっちかになりそう HO診断:
▼シナリオコンセプト
圧倒的なスケールの中で、容赦なく命が削られていく世界。苛烈で、目をそらせない現実。そのただ中で揺れる心の瞬間を、あなたに体験してほしい。 「旧支配者を1d100単位で出せるシナリオ……」 そんな、狂人的作者の閃きから、真面目に探索者が生還できるCoCシナリオをかきたいと思って精一杯、制作中。
▼イントロダクション
中核都市・星河府(せいがいふ)は、高度先端技術を産業基盤にした電脳都市。その中心で、ティーンエイジャーだけが挑める電脳VRゲーム「レヴェリオン」が熱波のような人気を放っていた。十三から十九歳の探索者たちは意識接続端末を装着し、仮想世界の頂点を競い合っている。 だが、その熱狂の裏で街は静かなざわめきを孕み始める。数日前、大気圏に正体不明の衛星が火線を引きながら落下したという。そして噂が消える間もなく、レヴェリオンのランキングは異変を見せ、突如として現れた名のないプレイヤーが、すべてのプレイヤーを押しのけて1位に君臨した。 その異変の波紋が街に広がり始めた頃、 貴方たちは「セリカ」という少女と出会う。
▼シナリオビュー
プレイ人数:3人 プレイ時間:15~20時間 ロスト率 :非常に高い(2人分のキャラメイクが必須) 必須技能 :戦闘技能(近接/射撃)・探索系・行動系 ▼神話生物の星を攻略せよ。 電脳VRゲーム「レヴェリオン」。探索者たちが挑むのは、惑星アザトースを侵略する電脳戦略ゲームだ。彼らは人造人型決戦兵器レヴェリオンへ意識を接続し、その異星世界の制圧任務へ身を投じる。
▼ロスト率100%。それでも行くか。
この都市は人口減少の一途を辿っている。 電脳VRゲーム〈レヴェリオン〉で敗れた者は、例外なく他都市へと“移動”させられる。プレイヤーは皆ティーンエイジャーだ。だから――負けた若者たちは次々と都市から消えていく。その結果、星河府には、いまや大人たちしかいない。少年少女の姿が途絶えた星河府は、不自然な静寂だけを抱えていた。 ▼一人失われれば、一人送り込め。 本シナリオは、探索者が単独で進行すると100%ロストに至る程度には残酷で過酷な内容となる。そのためプレイヤーは、公開ハンドアウト探索者と秘匿ハンドアウト探索者の計2名を事前に作成する。 公開ハンドアウト探索者は、SANが大きく削れたタイミングで秘匿ハンドアウト探索者と交代してよい。交代中、公開側の探索者は基本ルールブックに従い、経過日数分のSANを回復できる。
▼公開ハンドアウト探索者(1人目)
必須条件:13~19歳の少年少女であること ▶HO1「Trigger(トリガー)」 ーー君には世界の選択が迫られる。あなたは時折、不思議な夢を見る。緑髪の少女が、暗闇の中でただこちらを見つめている夢だ。夢の内容はいつも曖昧で、けれど胸の奥に微かな痛みだけが残る。その感覚が、やがて世界の“引き金”となることを、君はまだ知らない。NPC:東雲星李花 ▶HO2「Answer(アンサー)」 ーー君には真実の選択が迫られる。電脳戦争レヴェリオンには“裏側”があり、中核都市 星河府(せいがいふ)にも矛盾と欠落が潜んでいる。ある日、オレンジ髪の少女がその調査を共にしようと君に声をかけた。希望か絶望かは分からない。だが真実へ踏み込むのは君だ。NPC:時ケ谷志鶴 ▶HO3「Return(リターン)」 ーー君には歴史の選択が迫られる。この世界には“歴史”を示す文献がほとんど残されていない。それでも君は、この世界の過去を知りたがっていた。そんな君に、断片的な知識を教えてくれる同年代の黒髪の少年がいる。彼の語る歴史は、やがて君を“戻るべき地点”へ導いていく。NPC:朱雀京之介
▼秘匿ハンドアウト探索者(2人目)
必須条件:公開ハンドアウト探索者と親しい関係性があること HO1「トリガーのもう片側」 君はHO1の探索者をもっとも理解している者だ。彼が見る“緑髪の少女の夢”について、表には出せない情報を知っている。必要な時には、彼が揺らがないよう静かに支える役割を担っている。 HO2「アンサーのもう片側」 君はHO2の探索者の思考を深く理解している。星河府やレヴェリオンに潜む“真実”を追う、オレンジ髪の少女とHO2の二人が危険な領域へ踏み込みすぎないよう、そっと軌道を調整する立場にある。表には出せない“裏側”の事情も、君だけはわずかに把握している。 HO3「リターンのもう片側」 君はHO3の探索者が求める“失われた歴史”への興味を理解している。黒髪の少年とは異なる視点で、彼の疑問に応える補助役を担い、必要なら調査の方向性をそっと導く存在だ。
■ 前作探索者の引き継ぎについて
前作 『悪の組織が世界を救ったら悪いですか?』 の探索者は、本作では秘匿ハンドアウト探索者としてそのまま使用できる。いっぽう、本作から新規に参加する場合は、秘匿ハンドアウト探索者を1名、新しく作成しておくこと。なお、物語を円滑に進めるため、公開側と秘匿側の探索者の間に、何らかの関係性を事前に設定しておくことを推奨する。
★重要なお知らせ
『少セカ』の完成から本作に着手するまで、想定以上に時間が空いてしまいました。その間に気持ちが離れてしまった部分もあり、このまま同じ温度で続編を書くより、一度心をまっさらにして、新しい形に向き合いたいと感じるようになりました。 そこで今回、思い切って 『少セカ』と『探セカ』を統合し、今作で物語を完結させる構成へと方向転換しました。この判断は迷いもありましたが、より良い形で作品を届けたいという想いが根底にあります。また、『少セカ』を遊んでくれた皆さんも、時が経って細かい展開を忘れてしまっているかもしれません。加えて、本作は舞台も展開もほぼ新作と言っていいほど大きく変わるため、前作を知らなくても楽しめるように設計し直しています。 とはいえ、『少セカ』の探索者には本作でもしっかり活躍できる適正があります。希望があれば、そのまま続投も可能です。ただし、前作で獲得した技能などは、バランス調整のため一度リセットさせていただきます。本作は構造も素材もほとんど作り直しになるため、『少セカ』経験者の方でもまったく新しい気持ちで物語に飛び込める内容になると思います。 そして何より、『少セカ』を購入してくれた皆さんには、これまでの支えへの感謝として 何らかの形でお返しをする方法を現在考えています。応援してくれた時間や想いを、決して無駄にしたくありません。 どうか、これからの物語も応援して見届けてもらえると嬉しいです!
更新履歴
2023/08/04 Boothページ公開 2025/04/06 Boothページ再公開 2025/11/09 重要なお知らせ
権利表記
本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright (C)1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION








