ある屋敷の古い梅の木には、梅の精が宿っていた。屋敷の主は、有能な中央の役人。梅の精は主を好ましく思い、ずっと見守っていたいと思っていた。だがある日、同僚の讒言により遠い西の地へ左遷されてしまう。 左遷された人間の主と、それを追って来た梅の精の、のんびり貧乏生活の話。 （ウェブ再録） ・本編6話 （書き下ろし） ・屋敷の悪戯 （電子版限定書き下ろし） ・西での日々 本文58P、17000字 しおり機能付き。 ウェブ再録分は、「小説家になろう」で読めます。試し読みにどうぞ。 https://ncode.syosetu.com/n6056hn/ 印刷版もあります。 https://torikaitai.booth.pm/items/4369989 ＊いろいろあってよく分からないなと思ったら、お品書きのページの作品一覧表をご参照ください(^^) https://torikaitai.booth.pm/items/2758169