【VRChat・アバターギミック】模擬ピックアップのアイテムをワールドに設置する奴。
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プランについて。 「配布物」プラン、「寄付」プランの内容に差異はありません。 文字通りに作者への寄付です。寄付プランの購入者へのメリットはありません。 【 更新 】 (NEW) 2025/07/08 2.0v 前バージョンとの互換性なし 機能追加・修正・MA対応 ・模擬ピックアップ化したアイテムを収納位置から設置までに持っていく間、手に収まっている状態を経由するように。 ・ギミック本体のファイル構造が変化。以前のそのままバージョンを引き継ぐには無理があります。説明書も更新したので頑張ってください。私も頑張って書いたので。 ・説明書の書式対応 読みやすさが向上。しかし「.md」の拡張子になったのでテキストファイルとしてユーザーが認識してくれるかどうか……。 一応TXTファイルも残しておく。 ・今回一番の大目玉「Modular Avater」対応。 結構な手順が省けたのでとっても手間フリー。みんな幸せ。導入方法が変わったので、すでに過去バージョンを使っている人は更新せずに使い続けるか、新しいデータで入れなおすのが良い。 ・その他こまごまと手直し。バグを作ってませんように 【 概要 】 ・VRChatのアバターに実装する前提で作成しています。他のサービスでは何の役にも立たないと思います。 ・VRChatの機能であるPhys Boneを利用しています。2023年1月時点では問題ありませんが、以後のアップデートによる仕様変更で、このギミックが破綻する可能性があります。 ・本データはギミックの導入キットの様な物であり、3Dデータは一切含まれていません。 ・Constraint系のコンポーネントを使用する為、QUESTへの対応は出来ません。 ・このギミックを使用したい場合、VRChat内の設定で「Setting > Avatar Interactions > Everyone」と設定してください。 メニューを開いた状態で、プレイヤーの名前の下に黄色い手のマークが付いていれば、そのプレイヤーに模擬ピックアップのアイテムを持ってもらうことが出来ます。 【 用途 】 風船を自分のアバターに持たせてみた。……けど、お姉さんアバターが持っているだけじゃもったいない! 他のちびっこアバターのフレンドとかにも持たせたい! という時に、きっと使えるギミックです。 風船は付属していません。 【 ギミックの使い方 】 自分で設定したホルダーの位置に手を伸ばして、握る(Fistジェスチャー)動作をすると、模擬ピックアップ化したアイテムを掴めます。 ホルダーから離れた位置で手を放す(Openジェスチャー)動作をすると、アイテムをその場に置いていきます。 置いたらば、ほかのプレイヤーに掴んでもらいましょう。ただし設置した所から5メートルくらい離れたり、アバターインタラクションの許可が無かったら掴めなくなっちゃうぞ! 【 実装方法 】 ・「MogiOBJECT_set」オブジェクト 後述のオブジェクトをそれぞれ内包したものです。アバター直下にドラッグアンドドロップしてください。 ・「Mogi-ConstSorce_HOLDER」オブジェクト これは設置していない間に追従するオブジェクトです。「MA Bone Proxy」がめ内蔵されていますが、ターゲットは未設定なので、改めて手やホルスター等のオブジェクトやボーンに実装してください。 追従には「Parent Constraint」コンポーネントを利用しています。 ターゲットとして頭(Head)を指定しても、位置がずれない様にも調整済みです。ほかの部位に指定する場合は別に操作はいりません。 また、アイテムに手が触れるときの判定としても利用しています。 ・「Mogi-ConstSorce_MogiHAND_L」「Mogi-ConstSorce_MogiHAND_R」オブジェクト 手に取ってから設置するまでに追従する対象のオブジェクトです。「MA Bone Proxy」が予め内蔵されており、それぞれ右手と左手に設定されていますが、アイテムの形状に合わせた微調整は手動で行う必要があります。 初期位置では細長い棒を持っているときにちょうどいい位置になっています。 ・「Mogi-ConstSorce-PickUp」オブジェクト これは模擬ピックアップギミックの本体です。本オブジェクトのツリー最下層にある「OBJECT」オブジェクト内に、お好みのアイテムを実装してください。 ツリー内の「Root」オブジェクトに、「Mogi-ConstSorce」オブジェクトへ追従する「Parent Constraint」コンポーネントが追加されています。 「Chain 1」オブジェクトには「Phys Bone」コンポーネントが追加されています。 「OBJECT」内にお好みのアイテムを実装した後、「Root1」オブジェクトに含まれる「Phys Bone」コンポーネントのパラメータを調整してください。 「Endpoint Position」に値を調整する事で、アイテムの原点から任意の座標までのコライダーを伸ばせます。 Gizmosで表示されるフレームを見つつ、「Radius」パラメータの「C」(青い線からなるグラフ図)を調整してください。 「Chain 1」から「OBJECT」までのコライダー半径が0に、「OBJECT」からアイテムの末端までが1になる様にグラフを設定してください。直角に見えるグラフになっていると確実です。 画面にそれらしきものが見えない場合、3D編集画面右上から球体状のアイコンをクリックしてみてください。 ・「Mogi-PickUpOBJECT」オブジェクト 実装したいアイテムがボーンを持っていたり、多層構造(子オブジェクトを持っている)の場合、一旦一つのオブジェクトに纏めてから「Parent Constraint」コンポーネントで「OBJECT」に追従させる物です。 もしこれを使わず、前述の「OBJECT」の子オブジェクトとしてしまった場合、そのアイテムのボーンの末端まで「Chain 1」の「Phys Bone」が適応されてしまいます。 ボーンを持つアイテムでも、そのボーンの数が少ない場合は「Phys Bone」コンポーネントの「Ignore Transforms」を用いてボーンを除外しても動作します。 ・「Mogi-CONTACT_HAND」オブジェクト 実装した模擬ピックアップアイテムに手を触れる、という当たり判定を作るオブジェクトです。「Contact Receiver」・「Contact Sender」コンポーネントを使用しています。 「Mogi-ConstSorce-PickUp」内の「OBJECT」に入っていますが、Phys Bonesの対象からは外されています。 この判定に触れている間、ハンドジェスチャーで「Fist(握る)」にすると掴むことが出来ます。 この判定が後述の「Mogi-CONTACT_HOLDER」の当たり判定に触れている間、ハンドジェスチャーで「Open(開く)」にすると、ホルダーに収めることが出来ます。 ・「Mogi-CONTACT_HOLDER」オブジェクト 模擬ピックアップアイテムがホルダーの位置に近づいている、という当たり判定を作るオブジェクトです。 ・アニメーター・メニュー等について。 1.3v時点で、ModulerAvaterを用いたアニメーター・メニュー等の合成に対応しました。 「Mogi-FXmerger」というオブジェクト内に設定したModulerAvaterのコンポーネントを利用して、FXアニメーター、メニュー、パラメーターをそれぞれ自動で実装されます。 必要なアニメーションクリップは「Animation Clips」フォルダ内に4つ入っています。 「ac_mogi_PLACED」は設置状態へ 「ac_mogi_HOLDER」は追従状態に戻すアニメーションです。 「ac_mogi_HAND-L」「ac_mogi_HAND-R」はその間手で掴んでいる状態にするアニメーションです。設置状態で変形したPhys Boneを元の形状に戻す操作も兼ねています。 アニメーターも「Mogi-OptionalFX-HAND」として用意しています。ツールで既存のFXと合成するか、独自に改変したい場合は上記2つのクリップを使用してアニメーターを組んでください。 また、「Expression Menu & Parameter」フォルダ内に、必要なメニューとパラメータが登録された物があります。パラメーターファイルに関しては保存用でしかないですが……。 ・その他 「World(Do NOT load to the scene)」は、ワールド固定のギミックに使用するオブジェクトです。この名の通り、ヒエラルキーやシーンに設置しないでください。 このオブジェクトが「Parent Constraint」に登録された上でワールド上に存在していないと、ワールド座標軸上に固定される。という挙動を利用したワールド固定ギミックです。 他の方法によるワールド固定のギミックと比較すると、揺れが少ないらしいですが……個人的に、効果は感じないです。こちらの環境では元々揺れなかったので。 【 初心者向けの導入説明 】 zipファイル内の説明書に書いています。 こういったギミックを導入する事が初めて、という初心者向けに書いています。 長いです。けど一応書きました。途中からグダった気配すらします。 MD拡張子のファイルもありますが、こちらは見やすさが向上しています。ウィンドウズ純正のメモ帳アプリならば開ける筈です。 【 導入したがVRChat内の挙動が正しくない、あるいは導入方法が分からない場合 】 私(BSL)にメッセージを送ってください。導入方法が分からない、方法の通りにやったが不具合が出ている場合、個別にメッセージで説明。或いはVRChat内で不具合の様子を見つつ説明する予定です。 その後に説明書で分からなかったという個所を修正します。 本当にUnityが初心者の方は、出来るだけUnityの扱いに覚えのある方と一緒に導入して頂ければ幸いです。
利用規約
本ギミック(擬ピックアップのアイテムをワールドに設置する奴。)を内包したアバター等のデータを、本商品の作者に無断で、アバター等のデータを有料販売することを禁じます。 但し、本ギミックを導入済みのアバターを購入できるページにて確認できる作者名又はサークル名などの名義と、商品の名称の両方を、本ギミックの作者(BSL)に通知することで、有料販売は許可されるものとする。 なお、この通知の後に本ギミックの作者からの返答は必要なく。通知の時点で許可される。 販売データの内容及びその価値の殆どが、本ギミックが占めている場合には、通知や相談の有無にかかわらず、有料販売は認められない。 つまりこれ使って売るなら一報くださいな、ってこと。
更新履歴
2024/02/11 1.2v 「Phys Bone」の初期パラメータを一部調整。掴み判定の半径を最初から0.5に成るようにしました。 説明書も暫定ですが完成。詳細に書きましたけど、文字ばっかりで逆に頭が絡まってしまう可能性もあります。 やる気と需要によっては、画像で説明する方も作るかも知れません。あ、動画は作りません。流石に労力が 2023/01/19 1.1v アニメーションクリップの誤りを修正。 更新する際は一度「模擬ピックアップのアイテムをワールドに設置する奴。」フォルダを削除してから、再びインポートしてください。 それとサムネイル画像の変更を検討中。なんかださい。