リプレイ

　以下は、ＧＭとプレイヤーが実際にゲームプレイする場面をト書き形式で再現しています。 ＧＭ：“窓からの脱出”はアイテムが３つ隠れているよ。どのキャラクターを使う？ プレイヤー：一人プレイ推奨の能力〈○閃き〉 〈×平凡〉を持つ“得意げな少女”でいくわ。 ＧＭ：いいね。制限時間は10分でいこう。 　（タイマーを押して）まず開始描写を読むよ。 　君は６ｍ四方の部屋の中央にいた。正面には壁があって、高さ５ｍの位置に窓がある―――さあ、どうする？ プレイヤー（以下、得意げな少女）：なるほど。辺りを見渡して他に出口がないか調べるわ。 ＧＭ：ＯＫ。（シナリオのＭＡＰを見て）すると、君の後ろに「木箱」と３ｍの「梯子」がある だけだ（アイテムカードを２枚表向きにする）。 得意げな少女：出口は他にないか。ＧＭ、「梯子」を持つことはできる？ ＧＭ：できます（「梯子」を渡す）。 得意げな少女：じゃあその「梯子」を窓の下に立て掛けて、両手を伸ばせば届く？ ＧＭ：「梯子」は３ｍだから残り２ｍ弱だね。君が〈×低身長〉や〈×鈍重〉なら難しい。 得意げな少女：でも、私は〈×平凡〉よ？ 届くはずだわ。 ＧＭ：うん。では君の手はぎりぎり窓に届く。 高さ５ｍの障害物を突破して窓から無事にこの閉鎖空間から脱出できそうだ。 得意げな少女：やったわね。じゃ脱出するわ。 …〈×低身長〉ならどうクリアするのかしら？ねぇ、〈○閃き〉で特別にヒントもらえない？ ＧＭ：必要ないでしょうに（笑）。そうだなぁ、ヒントは「木箱」の上と「梯子」だね。