【あらすじ】 現代に転生した『碧髪の絵描き』が、同じく転生した『青髪の渡り鳥』をモデルにして絵を描く話。 『万象』の『夜明け』に言わなかった事、それがささくれのように小さな棘になってしまっている。 そんなIF前提の絵描きさんのお話です。 で、あると同時に。渡り鳥さんの『傷』について考えるお話でもあります。 「あんたは、あの絵の事を、どう思ったのかな……」 ――その背中には、翼を毟られたような傷跡があった。

【注意書き】 【転生後エクス君の背中には傷跡がある】という描写があります。そのような描写が苦手な方はご注意ください。 その他、以下の要素が含まれます。 ・原作ストーリー終了後が前提のIF妄想（原作キャラの『その後』など） ・現代転生パロディ ・『碧髪の絵描き』と『青髪の渡り鳥』が〝双子の兄弟〟に転生 ・『終局の世界・後編』を含む原作のネタバレ要素 ・行間など、独自解釈を伴う捏造設定（『とある絵描き』について） ・絵のモデルとして、キャラが上半身裸になる描写