どうしようもない君が好き再販版
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全6編からなるクソデカ感情短編集第一弾です。 片想い、赤の他人、失恋、百合、BLなんでもあります。 文学フリマ東京33で完売しました『どうしようもない君が好き』を表紙違いの再販版です。 ・クソデカ感情 ・主人公だけのロジック ・執着 ・百合 ・BL こんな話が好きな方にオススメします。 画像の試し読みは『アーモンドアイ』冒頭です。
作品詳細
『どうしようもない君が好き』 サイズ A6文庫版 ページ 114P 発行日 2023年11月11日 サークル 郁郁青青 発行者 四ツ倉絢一 装丁 夜雲 印刷所 大阪印刷株式会社 おたクラブ
各話のあらすじ
『アーモンドアイ』 「あなた、想像がついたでしょう。彼女が、話しかけてきたんです」 はじめてまともに話したのはあの日みたいな雨の日。 アーモンドアイ。彼女の瞳はまさにそう。 だから、心の中でアーモンドアイと呼んでいました。 試し読みはこちら。 『ミルクトゥース』 「ふたりきりも大好きだけど、ぜいたくすぎて、不安になる」 虫歯になった彼と、お料理上手な主人公。 大人になるにはいらないもの。お世話になるけど捨てるもの。 『チョコレートコスモス』 「今、目の前でゲロを吐いたら、どんな顔をするだろう」 ほしいと言うもの、ぜんぶ与えた。 そんな女が、今この場で目の前で、ゲロを吐いたらどんな顔をするだろう。 『クッキープッシャー』 「それをふまえて、好きでした」 片想い。というのも、おこがましい想いでした。 憧れた彼女に再会する。一時間だけ。 『ストロベリーポット』 「こんなにかわいくて、かわいそうで、あたしを惨めな気持ちにさせる女の子。ほかにいない」 バンド、片想い、薬指。 終わればいいと思った愛美の片想いが終わった。あたしが終わらせた。 『バームクーヘンエンド』 「担任に、「そんなんじゃロクな人生送れないぞ」とネタバレされたときから、俺の人生はここに一直線の道でした」 引き出物のバームクーヘンをひとりで食べる。