漫画本『彼の視線』

イーゴス・ストラウスの士官学校時代のとある出来事を描いたお話です。 『HATSHEPST』本編で彼の過去を描く機会はなく、しかしせっかくの20周年記念なので本編では描けないサイドストーリーを作ってみることにしました。 若き士官候補生時代の彼の姿を楽しんでいただければ幸いです。 【装丁】 A5判／30ページ オンデマンド印刷製本／表紙フルカラー＋本文モノクロ

テキスト本『Web漫画20年自分史と クリエイターエコノミーを考える本』

20年間Web漫画界隈で活動してきた私が、2000年代初頭からの日本のWeb漫画の潮流を自分史を軸に語ります。 また、この20年の歩みの中で最大の変化だったのが「クリエイターエコノミー」という概念の誕生でした。 アマチュアがアマチュアのままでもクリエイターとして収入を得られる時代になって、利点も大きい分、自分がどのようなスタンスで創作活動を続けるべきか悩みの多い局面を迎えています。 創作の収益化の仕組みを考察し、これからの時代の活動指針になりうるアレコレの考え方やクリエイターを私なりの視点から選んで紹介しています。 すでに創作活動をされている方も、これから始めたいという方にも参考になるアイディアを見つけていただければ幸いです。

【見出し】 ◆Web漫画の20年 ・2000年代初頭から現在まで、Web漫画の歴史を自分史で振り返る ・これを書く目的と願い ・Webメディアの発展と技術の進歩 ・2000年代初頭～中期　個人サイト全盛期 　Web漫画が有利だったあの頃 ・自分もWeb漫画を描いてみよう ・長い空白期間がつづく ・2010年代初頭～中期　 　個人サイトの衰退と漫画投稿サイトの興隆 ・なぜ個人サイトが衰退したのか ・宣伝のためにSNSも始める ・2020年代初頭～現在 　漫画投稿サイトの停滞 ・Web漫画の３つの潮流 ・クリエイターエコノミーとは ◆限りなくゼロに近づくエンタメの価格 ・アマチュアクリエイターの競合相手は、価格破壊された商業コンテンツなのだ ・エンタメの価格破壊 ・インターネットの中央集権化とWeb3 ◆仕組みの中のマネタイズ ・収益を得る仕組みの構造を知ることがクリエイターエコノミーの第一歩 ・広告収入型マネタイズ ・基金按分型マネタイズ　Kindle、Spotifyの例 ・創作のコストとは ・中央集権体制の仕組みに組み込まれるとは ◆アテンション・エコノミー経済圏の中で ・今はより多くの人の関心と注目を集めることが最重要の時代。なのだが… ・ヒット作が生まれるメカニズム、成功者が運だと言う理由、なぜ売れるものがより売れるのか ・スロージャーナリズム ◆創作の強みを考える ・作品を蓄えられた者が有利になる ・フロービジネスとストックビジネス ・Kindleでも蓄積が大事 ・市場は腐敗しにくい ・人は「物語」を好む生き物である ・フィクションの存在意義 ◆予測不能な未来で活動するために ・競争が苦しいのは分かった。じゃあ結局どうしたらいいんだよ？を考える ・マネタイズの仕組みと作品の最適化 ・コテンラジオの挑戦 ・予測不能な世界での活動指針とは ・真の不確実性とは？ ・エフェクチュエーション ・コーゼーション ・自分の持ち物を棚卸する ・Heilungの成功 ◆あとがき ・今、何が不足しているのだろう？　不足の中で工夫できる強みを考える ・ムッシュ・クラタのような大人になりたい 【装丁】 A5判／40ページ オンデマンド印刷製本／表紙フルカラー＋本文モノクロ

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