群島語 1号「妊娠」
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佐々木敦が主任講師を務める「ことばの学校」二期生でつくる、言葉の共同性をテーマとし、言語表現の新しい在り方を試みる文芸誌。 『〈ひとり〉で書くことが当たり前のように思われる執筆を「共同」で行なってみたらどうだろうか』という問いから始まった創刊号の〈ことばの共同制作〉に続き、1号の特集は〈妊娠〉。 「妊娠」は様々なことと繊細に絡み合う話題だが、「妊娠」という窓を通すと世界がどのように見えるのか。『群島語』に集う人たちから、妊娠についてどのようなことばが生まれるのか。 メンバー同士の対話などを行いながら、一人ひとりが妊娠をテーマに創作をしました。作品は小説だけでなく、短歌や詩なども。執筆期間は三段階に分かれ、書き手の変化を残した文章が並びます。 さらに妊娠に関する書籍を紹介するコーナー〈海境異聞〉もお楽しみください。 特集のほかに、好きな曲を1人数曲選んで自由に書いた、音楽が聞こえてくるような文章が並ぶ〈読ませてプレイリスト〉や、メンバーの連歌なども掲載。 300ページ/送料370円込み
目次
群島思索 巻頭言 002 妊娠 005 下坂裕美 008 小路口忍 032 近藤真理子 044 秋山拓 080 樋口貴太 088 磦田空 126 今津翔 140 小映 152 林恭平 194 草村多摩 232 コラム スピカの頃 043 087 231 269 群島連歌 125 289 読ませてプレイリスト 270 「きっとここが帰る場所」 小路口忍 「偶然に甘えて背伸びする」 磦田空 「散歩する石庭」 坂野明 「2018年8月27日月曜日/雷雨/自宅」 秋山拓 「遠洋」 小映 「もっと喜びに満ち溢れるものを」 近藤真理子 「ナナナ・ナナナナ」 草村多摩 「交差するまたいつか」 林恭平 海境異聞 290 群島語録 298
「群島語」について
言葉の共同性をテーマにした、新しい文芸の在り方を試みる文芸誌です。 他者との遭遇・交流・触発の中で生まれる言葉の運動を、小説や批評や詩歌などを通して表現していきます。 『群島語』は他者との遭遇を通した、言語表現の在り方を模索しています。