歌集『博士と春ちゃんと七人の子供たち』
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2016年〜2024年までに詠んだ短歌を抜粋し歌集にしました。 もしもご縁がありましたら幸いです。 【詳細】 B6判/68頁/短歌102首/300円 試し読み版を公開しています⇛(https://drive.google.com/file/d/1-ecA2t00IDT6I-bc-uU7T25PAbrQRZvj/view?usp=drivesdk) 【収録内容】 過去作50首+書き下ろし52首 ①2016年〜2023年までの過去作(過去名義含む) 50首 ②表題作『博士と春ちゃんと七人の子供たち』 42首 少し不思議な夫妻とクローンキッズのお話です* ③新作 10首 *表題作の「博士と春ちゃん〜」は創作キャラクター達の架空の世界が元になっています。 五臓ろっぷちゃん様と作って遊んでいた世界観です。 快く許可していただいた五臓様には感謝を申し上げます。 【抜粋】 生きる素養が無いのだと云う春風を通り過ぎれば残る鈍痛 去り際の作法ばかりを憶えてる指先でいまスクロールして さみしさは死後光になる 生まれなきゃ始まらなかったけもののために サイレント映画の中では春が来て泣いてるみたいに笑うね君は 春ちゃんの指差す方へこの星を回転させることもできるよ 信じてる 潮が満ち引きするに似た低侵襲の愛があること 木苺を摘みに出かけたあの日から帰ってこないアレクサンドラ あなたには関係のないことばかりあふれる街で紫陽花が咲く (2024年8月5日 秋瀬うに)