満潮音純は、ある一枚の写真をたびたび見つめている。
こんなところで、星を数えて一人静かに眠りたい――
そう願いながらも、パートナーの門馬知恵蔵には言えない。
別に言ってもかまわないようなことなのだが……
美少年興信所シリーズの番外編的なふわっとしたお話です。
『美少年興信所 所長の回想』の少し後の設定です。
折本データですので、そのままでも読めないことはないのですが、
中央をカットしてたたんで本にしていただけたら嬉しいです。
ご参考まで
https://www.kinkos.co.jp/column/folding-book/