自分のことがわからないのは、自分自身だ。 【概要】 コミックマーケット104にて頒布した新刊『とても綺麗な、曇天でした。』の電子版になります。 総ページ：268ページ 文字数：12.1万字 サイズ：文庫（A6） 価格：1,500円 【あらすじ】 お金に困ったヒヨリはスクワッドの仲間達と便利屋を開業した。 渋々付き合うミサキとアツコ。2人を尻目にヒヨリは便利屋稼業で貧乏脱出を目論む。 そんな中、謎の女性から依頼の電話が掛かってきた。 その依頼とはブラックマーケットの古物商に『四角い首輪の猫』は無いか、と聞いてくること。 不自然過ぎる依頼内容と、不釣り合いに高い報酬金。ヒヨリはミサキの静止を振り切ってその依頼を引き受けてしまう。 ──しかし、それはブラックマーケットを揺るがす大騒動のはじまりだった。