Petrichor《太芥短歌合同誌》
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『Petrichor』 Petrichor……雨上がりの香り ✧──────────✧ ■概要 ・BSD太芥短歌合同誌 ・雨にまつわる言葉を含みつつ、二人の関係を再解釈した短歌を収録した歌集 ・全年齢、B6、160頁、上製本(ハードカバー) ■収録短歌(抜粋) 序章 「君がため被せた仮面今はもう血肉の一部になっているから」 (poyu) 「偽物の月の貴方に恋をしたマリオネットで構わなかった」 (kome) 3章,雨 「騙し絵と重ねた嘘で傷付けてその傷でしか愛せなかった」 (kome) 「君の瞳の曇り夜が好き空っぽのレプリカントはお互い様だ」 (kome) 「何時の頃貴方と眺めた花筏(はないかだ)どの花びらも今は腐敗し」 (poyu) 4章,濡羽 「蒸し暑い夜に似合わぬ飼い狗の季節外れの甘い残香」 (kome) 「赦さない逃がしはしない快楽で殺してくれと嘯く君を」 (poyu) 「求め合う人間やめて性のまま裸になったにひきのけもの」 (poyu) 「貴方なら矜恃を捨てても貴方ならなら喜んで身体預けましょう」 (poyu) 5章,白 「花盛り君は君とてひと盛り私なんかに拘泥しないで」 (poyu) 「水仙の花が咲いたと笑う人今年も無事に咲いたのですが」 (poyu) 「砂色を靡く貴方の名を呼んだ 何を纏えど意味は変わらず」 (kome) 【目次】 I. 夜 夜について II. 戀衣 戀について III. 雨 雨について Ⅳ. 濡羽 烏の濡羽 Ⅴ. 白 祈りのような Petrichor ✧──────────✧ 著者: 米、ぽゆ 装画: nyaha