※この作品はメインストーリー第4章1部3節　春の刃までの内容を含みます。 あの日の真実が明らかになった後、そして2つ目の名前を与えられる前から抱えてきた記憶と時間。 孤独だった、モズとツバメの話。 近くて遠い貴方、ズルくてやさしい眩しいひと。 明けない夜の中、正解を探そうとひとり藻がいた、傍観者たちの記憶。 今になれない少女たちの、傷と目覚めの物語。 トリカゴ5にて頒布させていただいた、正邪さんとコマドリさん、春の刃についての小説本です。 再掲が二作、大幅な加筆が一作、この本のために書いたものは五作（うち二作は全体投稿済み）になります。