Re-ClaM 第12号
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Re-ClaM 第12号は第11号に続き、アメリカの探偵小説の歴史に大きな功績を残す「ダブルデイ・クライムクラブ」にスポットライトを当てています。1930年代のアメリカ探偵小説をめぐる旅も後半戦。初期の隆盛を築き上げた編集者が去り、新たな編集者たちが新たな方針で作り上げていく「クライムクラブ」の明日はどっちだ。ぜひ前号と併せてお読みください。 また本号では小特集としてエリザベス・フェラーズの初期作品を総まくりするレビューを掲載。『猿来たりなば』だけでは終わらない、この作家の未だ知られざる良作に刮目せよ。 連載&寄稿のコーナーではいつもの(そして大満足な)レビュー・寄稿に加えて試行的施策としてショートレビューコーナー「E-Bookmarker」を導入。ぜひお楽しみください。 ◆◆ contents ◆◆ ◆【特集】ダブルデイ・クライムクラブとその歴史~ History of "Doubleday Crime Club" [評論翻訳]エド・ハルス「クライムクラブの黄金時代、1928-1940(続)」(三門優祐訳) [レビュー]Clyde B. Clason, The Whispering Ear(北見弦) [レビュー]Laverne Rice, Well Dressed for Murder(北見弦) [レビュー]Libbie Block, Bedeviled(三門優祐) ◆【作家小特集】焼け跡の革新家・エリザベス・フェラーズ [エッセイ]エリザベス・フェラーズ:初期のノンシリーズ作品を読む(三門優祐) ◆連載・寄稿 Queen's Quorum Quest(第47回)(林克郎) A Letter from M.K.(第11回)(M.K.) 海外ミステリ最新事情(第13回)(小林晋) [レビュー]E-Bookmarker(北見弦/三門優祐) [レビュー]原書レビューコーナー(小林晋)