歌集(5・7・5・7・7)私的映画祭(¥500)。構想 12 年。22 篇 437首の歌を、プライベートな映画祭に見立て午前の部・午後の部・夜間の部の3章に収めた。さらば青春の光! 角川短歌賞最終選考作品『⺼刊少女畫報 六⺼號』(第59回)、『あかるいところでぼくは』(第60回)、『幻をころす』(第64回)収録。 ・朝寝坊した日は空を知っているメトロに乗って少し未来へ ・弟がスマートフォンににやにやとするから姉の悪魔が太る ・夏空へ行きたいチャリの両輪が空回りする 青田のなかで ・湖の水平線の弧のように球はぼくらを行ったり来たり