
本書は、EC2インスタンスの運用を自動化するための具体的な手法と、それを支える環境の構築方法のガイドです。 Ansible やTerraform(CodePipeline、CodeDeploy)でどのようにEC2へ接続するかを解説します。Ansible やTerraformの接続に関するコードや、接続環境を構築するためのコードが載っています。PlaybookやTerraformの書き方は解説していません。 なお、本書で紹介する内容は著者の経験に基づいた一例であり、皆様の環境や要件によっては最適な方法が異なる場合があることをあらかじめご了承ください。 ページ数 66ページ
目次
はじめに 第1章 運用自動化対象となるサンプル環境の構築 1.1 サンプル環境のアーキテクチャ 1.2 サンプル環境のTerraform コード 1.3 サンプル環境の構築 第2章 Ansibleによる運用自動化のアプローチ 2.1 Ansible 実行環境のセットアップと基本設定 2.2 踏み台サーバ経由でのSSH 接続を用いたEC2 へのAnsible実行 2.3 SSM 経由でEC2 を操作する(踏み台レス構成) 2.4 応用:EC2 ローリングアップデートのPlaybook 2.5 2つの接続アプローチの比較 コラム:Ansible 運用を支援するGUI プラットフォーム 第3 章Terraform とCodePipeline による運用自動化のアプローチ 3.1 CodePipeline の基本的な仕組み 3.2 Terraform によるCodePipeline の定義 3.3 デプロイ用サンプルファイルの作成 3.4 Terraform による構築実行と運用スクリプトの準備 3.5 CodePipeline の実行 第4 章運用自動化のその先へ:継続的な改善と発展 4.1 本書で構築した「自動化の仕組み」の振り返り 4.2 運用自動化を導入・推進するための思考法 4.3 技術選択と組み合わせのヒント(再訪) 4.4 運用自動化を続けるために あとがき
キーワード
Ansible Terraform CodePipeline 自動化