2025年6月15日(日) ～星に願いを2025-day1-～ リンク×ゼルダオンリー「運命を超える愛 星願2025」にて頒布した本です。 文庫 | 102P | 【収録作品】 描き下ろしイラスト　４ページ 書き下ろし小説「もう一度この目で」幕間イラスト付 書き下ろし小説「知りたがりの姫」幕間イラスト付 完全描き下ろし漫画「それを読んでいいのはあなただけ」４ページ こちらは全文、完全新作です。 ゲーム内の冒険手帳のつけ方が、リンクにしては几帳面すぎて、むしろこういう行動はゼルダの方がしっくりくるな……と思い、そこから、冒険手帳そのものにも百年前に二人の接点が何かあったのではないか……と想像を膨らませたものです。 「もう一度この目で」はリンク視点、「知りたがりの姫」はゼルダ視点で、百年前のまだ気まずい二人が、それぞれどう思いながら、少しずつ打ち解けていったのかを描いています。全体的に小説はシリアスな雰囲気、巻末の漫画が明るい感じです。 自分自身がキャラクターたちへの思い入れを持ったのがだいぶ後だったため、作中のリンクも表面上だけでなく、内面も感情が希薄になっている設定です。また、私の中でゼルダはティアキンでの市井の人々との関わりが印象深いので、そういうのが百年前にもあったらいいな、と描いています。