【CoCシナリオ】特定地球外生命体入星管理局神話生物対策課【 SPLL:E193678 】
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【形式】シティ 【使用システム】クトゥルフ神話TRPG6版、マレウスモンストロルム(旧、新)※必須、クトゥルフ2010、クトゥルフ2015、キーパーコンパニオン、パルプクトゥルフ (KPはマレウスモンストロルムクリーチャー編とキーパーコンパニオンの所持が必須になります) (※パルプクトゥルフはシナリオ製作の際に使用したサプリですので、所持していなくても問題なく回すことが出来ます。基本ルルブ、マレウスモンストロルム、キーパーコンパニオン、クトゥルフ2015は所持していることを推奨します) 【人数】4PL(KPCの参戦可能。HOは自由) 【時間】9時間~(SAN回復を挟むために3話編成に分けている) 【舞台】現代日本(オリジナル要素あり。半現代・半オリジナルといった具合) 【探索者】新規推奨。独自の設定や過去が付与されるが、条件が合う場合は継続でも可(※継続で来る場合はこの世界観に囚われることにおなります。自由に抜けたりはできなくなりますので注意が必要です) 【推奨技能】回避を含む戦闘技能、基本3大技能、追跡 【準推奨技能】登攀、隠密系技能 【後遺症・ロスト】可能性あり 【PvP】シナリオ上では可能性無し(RPでやる範囲なら自由です) 【あらすじ】 この世界では 人知れず地球外生命体が 私達の隣で私達と同じように生活をしている。 人間と地球外生命体との生活を監視し この地球への入星を管理するのが 「特定地球外生命体管理局」だ。 その中でも 「神話生物」と呼ばれる地球外生命体達を 管理するのが 「特定地球外生命体入星管理局神話生物対策課」だ。 今日も今日とて、彼等は私達の知らないところで 働いている。 【世界】 この世界では人間の生活に混ざって地球上で地球外生命体が生活している。一部の地球外生命体は人間と交流を持ち、「特定地球外生命体入星管理局」に『入星管理』されることに同意した。彼等は基本的に人間や動物に擬態することを義務付けられており、入星管理局の者達はその地球外生命体達が決められた規則を守っているかどうかを定期的にチェックするのが仕事だった。 その中でも「特定地球外生命体入星管理局神話生物対策課」通り名を「神話生物対策課」は「神話生物」と呼ばれる地球外生命体を「検問・調査・討伐」を専門とした管理方法を任されており、基本的に神話生物の地球への侵入を許さないために活動している。 【PC】 あなた達は「特定地球外生命体入星管理局神話生物対策課」のメンバーだ。 あなた達はそれぞれ表では生きられない事情を抱えており、そんな時に課長の「紅眼」からスカウトを受けてこの課の一員として働くことになった。あなた達は課の中でも現地に赴くことを専門としており、現地での調査及びに必要と在らば攻勢的な手段を取る事が許可されている。 全員それぞれの分野の「一流の技術」を持っており、あなた達にそれぞれの分野で勝てる者はそうそういない。武器防具などは基本的にそれぞれの希望するものが支給されるが、軍用などの一部の武器は許可が下りない為、支給が難しくなっている。 本作に秘匿HOは無く、PCはそれぞれ自由に表舞台から退いた理由を決めることになる。また、課長の他にその場で指揮を執る為の班長を決めておくこと(PLPCの中から自由に決める事が出来る)。 あなた達は本編開始前までに仕事をした事がある為、《クトゥルフ神話》を5%初期で取得し、一部神話生物に対する知識を有している。これはマレウスモンストロルムの該当神話生物のデータの大凡を把握しているという扱いでよい。 また、戦闘地帯に出る場合、必ず全員で出撃するか、2×2の編成を取ること。単独行動は自身の防護の責任を果たせないと考えられており、チームワークが乱れるとして禁止されている。基本的に2×2の場合は剣士・格闘家×狙撃手・ハッカーに分かれることになる。 ■HO.剣士 あなたは課の中で最も剣術に長けている。 ・ステータス作成時に《剣術》を始めとした刃物を使う技能に+50%の補正を得る。 ・上記のステータスの為、あなたは剣などを振るわれた際の音を聞き取るほどの繊細な耳を持っており、《聞き耳》を振った際に追加で情報を得る場合がある。 ■HO.狙撃手 あなたは課の中で最も狙撃に長けている。 ・ステータス作成時に《射程:長距離の銃火器》の技能に+50%の補正を得る。 ・上記のステータスの為、あなたは非常に目が良く、《目星》を振った際に追加で情報を得る場合がある。 ■HO.格闘家 あなたは課の中で最も武術に長けている。 ・ステータス作成時に《肉体攻撃技能》の技術に+50%の補正を得る。 ・上記のステータスの為、あなたは体感で感覚を掴みやすく、《アイデア》を振った際に追加で情報を得る場合がある。 ■HO.ハッカー あなたは課の中で最も情報収集能力がある。 ・ステータス作成時に本作オリジナル技能《ハッキング》に+50%の補正を得る。 ・特定の地球外生命体や神話生物の言語をPCを通して翻訳することができる。 ☆戦闘での立ち回り ・剣士、格闘家 ほぼ前衛としてタンク・攻撃を担当することになる。どちらかの攻撃が当たる敵からのヘイトを買い、後衛が攻撃対象から外れる。しかし、前衛が攻撃技能に失敗する・敵の回避が成功すると後衛も攻撃対象に含まれる可能性がある(敵が銃などの遠距離武器を所持していた場合)。 ・狙撃手 通常攻撃の他に《部位狙い》の宣言が本シナリオでは個別に宣言できる。本シナリオでは非常に目の良い狙撃手が距離に構わずその宣言をする場合に限り攻撃技能にマイナス補正の一切が掛からない。また、《部位狙い》で攻撃技能に成功するとその部位を使った攻撃技能の一切を行う事が出来なくなる。相手によって狙える部位が変わり、破壊する部位によって効果が増える場合もある。基本的に一度に選べる対象は一体に限られ、破壊による対象へのダメージは発生しないが、武器の種類やその卓のハウスルールによる調整をしても構わない。また、ラウンド開始に行動回数の消費無しで《目星》を行う事で敵の武器種や装備の把握をする事が出来る可能性がある。 基本的にシナリオ側からの制限は設けない為、銃の扱いは各卓のハウスルールや採用している公式ルールに則って威力や武器の種類の制限を設けること。 ・ハッカー 完全非戦闘員としての想定で書かれている。 戦闘ラウンドの開始に《ハッキング》の技能で周囲にドローンを飛ばしたり周囲の監視カメラをハッキングしたりして周囲の様子を見たり、敵の隙を見る事が出来る。成功するとその戦闘ラウンドでの味方の全技能に+20%の補正をかける事が出来るが、そのラウンドは回避以外の行動は行えなくなる。また、このバフはハッカーには適応されない。もしくは、《ハッキング》によりドローンを操って敵を妨害する事で敵の全技能値に-20%の補正をかける事が出来る。デバフによってその技能値が0%を下回った場合、その技能は使えないものとする(強すぎると感じたら拾いに行くフェイズを挟んでも良い)。バフ・デバフ共に毎ラウンドで戦況が変わるのでラウンド開始時に再度《ハッキング》を行い演算処理をする必要がある。この効果は重複しない。 このバフ・デバフは腐るか腐らないかが各卓のハウスルールに左右されるため、それぞれで調整を行う事。 ・当シナリオには暴力表現/流血表現/殺人表現/グロゴア表現/NPCとの関係の付与/PCの犯罪行為/PCの過去や設定や能力の付与/NPCとの関係/強いPC・NPC/恫喝や糾弾/オリジナルの組織/オリジナルの世界観/人外/子供への暴力行為や精神的虐待・身体的虐待/乳児・幼児への暴力行為や精神的虐待・身体的虐待/ルートによって一部NPCの避けられないロストの要素が含まれます。 ・組織や団体についてはオリジナルのものとしてお楽しみください。この物語はフィクションであり、実在の人物、団体、事件、その他全てと一切関係ありません。 ・それぞれのHOの性別は不問。どのような組み合わせでもお楽しみ頂けます。 ・呪文や神話生物に対して独自の解釈が含まれています。 ・作品内に登場する文献及びに情報はあくまで素人が集めたものであり、独自の解釈も含まれている為、正確なものではありません。また、いかなる要素も中傷や差別や政治的思想の意図はありません。 ・基本的にエネミーが強すぎると感じた場合はKPの裁量で調整しても構いません。しかし、理不尽にパワーアップしてPCが負けるように調整することは禁止します。 ・シナリオ及び画像データの二次配布、自作発言、再アップロードを固く禁じます。 ・本シナリオの配信に関しましては、収益化などには規制を設ける事はありませんが、配信する旨を作者にDMなどで一言下さい。無断での配信を目撃した際には最悪シナリオの非公開などの措置を致します。 ・本作は、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。
【シナリオのスタンス】※HOなどの微バレを含みます。
■ストーリー系シナリオです。PCの行動によるその後の展開への分岐があります。 完全協力型シナリオとして書いていますので、非協力的な行動や選択の放棄をした場合、ロストやバットエンドに繋がる可能性が高くなります。この点を留意してセッションをお楽しみください。 そして、本作は映画「メン・イン・ブラック」に強く影響され、この作品を想起させる要素が多々あり、オマージュと感じる方もいると思われます。苦手な方は避けてください。 ■リアリティラインはかなり低く、こじ付けの部分もあります。本作はあくまで素人が集め、解釈したものであるので、深くを考えずにお楽しみください。 ■HOについて 各HOに秘匿はありませんが、それぞれ別の場所に所謂「見せ場」となるシーンを設けています。 また、世界観や事前情報でHOの内容が完結していますので、それを読んだ時点で「合わないな」と感じた場合はセッションを楽しめない可能性が高いですのでセッションの中断もしくはそれを留意してのセッションをしてください。 また、それぞれのPCの持ち込み設定や持ち込み秘匿での展開の変更、NPCの行動の変更についてはシナリオ作成時には想定しておらず、処遇の全てはKPの裁量に任せられることになります。その際の変更点は必ずPLに伝えるようにお願い申し上げます。 ・HO剣士 近距離での戦闘が想定されています。秘匿HOなどでの行動の制限はありませんが、《聞き耳》での情報は拾えた方が良いと考えています。 ・HO狙撃手 遠距離からの攻撃が想定されていますので戦闘での立ち位置は特殊になります。秘匿HOでの行動の制限はありませんが、戦闘盤面での立ち位置が特殊であり、その場面での《目星》であなたしか気づけない情報もあります。 ・HO格闘家 近距離での戦闘が想定されています。秘匿HOでの行動の制限はありませんが、《アイデア》に成功する事で誰よりも速く動ける場面もあります。 ・HOハッカー 基本的に情報収集の面で大いに活躍するのが想定されています。戦闘ではあまり大きく活躍するのは想定していませんが、オリジナル技能を使う事で戦闘でもやれる事があります。必要であれば活躍場面でのバランスを留意する必要があるかもしれません。 ■NPCについて 各HOやPC達に関係性の深いNPCが付く可能性があります。しかし、あくまでPC達の協力シナリオとして書いていますので、NPCとの交流に重きを置くと事故を起こす可能性があります。 また、本作にはルートによって回避不可のNPCのロストが発生します。ルートによってはこのNPCを生存させることはシナリオでは不可能、もしくは想定していない改変となりますので、その様に改変した場合は公開の場で明かすことはお控えください。 ■ギミックについて 本シナリオには一部で戦闘盤面での距離のルールの適応が前提となっています。 また、やれる事・やれない事を明記していますが、全てを想定して記載しているわけではありません。「もしかしてこれは出来るのではないか?」といった抜け穴を発見してしまった場合、「ゴネ」に相当する場合があることを留意してください。そういった相談に対する処遇はKPに一任されますが、判断に悩んだ場合は作者のDMまでお越しください。