【ダウンロード】線対金剛界曼荼羅【彩色】 全6種
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密教の宇宙観を視覚化し絵図にしたものの一つ、金剛界曼荼羅をオリジナルで制作しました。 曼荼羅模様による曼荼羅、というギャグ要素も入ってます。 一尊一尊を線対称にし、その働きを意識して描きました。似た働きの仏同士では似た線を入れましたので、探してみるのも面白いと思います。 こちらはダウンロードによるデータ作品です。ご購入の際はお確かめください。 詳細:PDFデータ 9100×9100px ご利用範囲:個人利用のみ○(観賞用。JPEGへの変換。印刷物のご家族・ご友人への配布。) ※無断アップロード・転載、商用利用、データ再配布等、著作権を侵害する行為は固く禁じます。 シリーズ一覧はこちら↓ https://chimeraempitsu.booth.pm/item_lists/8bNT3o2o
金剛界曼荼羅への道のり
胎蔵曼荼羅の完成後、対の曼荼羅と云える金剛界曼荼羅を描くか悩みました。 胎蔵曼荼羅は何となく理解出来ましたが、金剛界曼荼羅は修行についてというイメージがあったので敬遠していたからです。 わたしはそのまま距離を置くことにしました。 そして半年後のある日突然『金剛界曼荼羅』の勉強を始め、制作することを決めたのです。 何故ならその半年を経た時にふと、「ああ、そういうことか」と、金剛界曼荼羅の世界に入ることが出来たからです。 理由はわたしが初めて詠んだ歌です。 《現し世に 八雲立ちぬれ 朧なる 御霊見給ひ 月ぞ照らさむ》 金剛界曼荼羅においては五相成身観という修行法が示され、これを経て釈迦は悟りを開いています。 この五つの修行展開で釈迦はまず始めに、己の中に月を観ます。 この部分と、わたしが歌を詠んだ時が重なったのです。 わたしも己の中に月を観ました。輝く月の光を。 これが己の道しるべであると確信した光でした。 その後もう一度金剛界曼荼羅を読み進めれば、何のことはなく納得出来たのです。 自分の成長を感じられた瞬間でした。