声にならない声、意味のない声、意味のある音、静かな騒がしさ。 歌詞：火華＋ChatGPT成形 作曲：火華＋Suno v4.5 声が　叫ぶ 声が　沈む 音が　埋もれる 囁きが　残る 声が　音を　飲みこんで 響きが　風に　紛れてく 囁きが　さざ波に　変わるころ 私の名前は　どこかで　千切れた “聞いたよ”って　一口の言葉が 重さを　増して　心に　のしかかる 本当のことって　何だっけ？ 「らしいよ」だけで　形作られる　私 口ずさまれた　偽の歌声 誰かの　喉元で　ねじ曲がる 声じゃない　声の形 それが　私の　認証？ 声が　声を　追い越して 音が　音を　塗りつぶす 響きが　響きを　引き裂く 誰の声？　どこの声？　どこにもないのに 囁きが　嘘を　連れてくる 歌声が　笑いを　隠すだけ 声があるって　いないことみたいで 声がないって　叫んでるみたいで 眠れぬ街に　残るのは 聞き逃した　声の欠片たち 階段の隅　通りのざわめき その中に　私が　まだいた 「大丈夫？」って　一応の　音 声の形を　してるだけの　質問 その先の　帰り道なんて　もうないのに “平気だよ”が　一番　痛い 響きが　脳味噌で　こだまする 囁きが　足元を　さらう 本当は　何一つ　言ってない でも　全部　聞こえてしまう 嘘みたいな　本当の音 本当みたいな　嘘の響き 「声がした」って　誰かが言う 私は　ここで　何も言ってないのに 何も言わないことが　一番　うるさい 叫びじゃなくて　聞こえない振動 ただの静けさが　心を　削っていく 声が　声を　押しのけて 音が　音を　消し去る 響きが　響きを　飲みこむ 誰もいないのに　声だけ　残ってる 囁きが　さようならを　述べる 歌声が　いない人を　呼ぶ 私の声は　確かに　ここにあった でも　もう　誰も　聞こえないだけ