鋼鉄のユグドラシル 委肉虎蹊の行動原理(スタートキット)
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ユグドラシル——堅牢なセキュリティによって守護された人工島。 能力に覚醒した者達を研究するため、あるいは世界から隔絶するために建設されたその島は、一度入れば二度と外には出る事の叶わない監獄であった。 ユグドラシルは、一度捕らえたものを放さない。 故に、そこの島民たちは全てがシステムにより管理されていた。 ごく一部、外界で生きる事が難しくなった不法入島者を除いて。 しかし、ユグドラシルの権力者たちは不法入島者を咎めはしない。 より正しくには咎める必要性を感じていない。 ユグドラシルのヒエラルキーは下層・中層・上層の三層に明確に分けられている。 正当な理由が無ければ下層の民は中層に上がることは困難であり、 中層の民が上層へと踏み入れることはそれ以上に叶わない。 そして、登録を失った存在は、下層以下の存在として扱われる。 下層の、それも限られたエリアで生き永らえることが関の山。 つまり、不法入島者は下層のスラムに留まり、自分たちに危害を加える事はない、と。 上層の存在は、あるいは中層の民すらも、そう楽観視していた。 ――それこそが大いなる油断であった。 中層ミズガルズはウトガルド工業地帯。 そこに設置されたセキュリティ・カメラにある男の姿が映し出されたのが全ての始まり。 その男は、本来この場所に存在してはならない『未登録者』であった―――― 『彼を逃がしてはならない。 公に知られたら私たちの立場が危ういのだから』 《鋼鉄のユグドラシル 委肉虎蹊の行動原理》 これは、ユグドラシルが胎動するまでの物語。
シナリオ概要
ゲームシステム:鋼鉄のユグドラシル プレイ人数 :3~4人(4人推奨) プレイ時間 :3~5時間(キャラ作成時間を除く) 備考 :特殊ルール『バディシステム』あり
特殊ルール:バディシステム
【特殊ルール:バディシステム】 ・シナリオ開始時、あるいはシナリオ上で指定されたタイミングで各プレイヤーはNPC1人を選択し"バディ"として設定する事が出来る。(設定しないことを選んでも良い) ・設定できるバディは、バディとして情報が公開されたNPCに限られる。また、情報が公開されていた場合でもシナリオの状況によってバディに選択できない、ないしはバディから外れる事がある。 ・プレイヤーは【AE:コンビネーション】を宣言することで、"バディ"に選ばれたキャラクターの「アビリティ」を使用することが出来る。この時、発動者は"バディ"となり、ステータスを参照する場合も"バディ"のものを用いる。 ・タイミング:常時のアビリティについては、プレイヤーに対しても適用される。ただし、スキルの効果で「プレイヤーに対して適用されない」と記載されている場合は除く。また、不利な効果のある常時アビリティであっても拒否する事は出来ない。 ・指定されたタイミング以外でバディを変更することは出来ず、また2人以上のプレイヤーが同一のバディを選択する事は出来ない。 ・バディは戦闘シーンに登場していたとしても攻撃・効果の対象とならずその効果も受けない。(AE:カウンターなどの効果も受けない) 〈AE:コンビネーション〉 タイミング:特殊 消費:PP1+α (αは選択したアビリティの消費コスト) ①1タイミングにつき1回の宣言が可能。(非戦闘時には1シーンに1回の宣言が可能) ②自身のバディが持つ[タイミング:常時]を除くアビリティ1つの効果を発動させる。 ③この時、発動タイミングが合致していなければならない。ただし、[タイミング:プリアクション]のアビリティに限り[タイミング:自アクションフェイズ終了時]にも宣言することが出来る。
本作は アズが権利を有するPsychicTPRG 鋼鉄のユグドラシルの二次創作物です。