詩集「幻視の庭」
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◆たましいを置き去りにした者特有の物語〜田畑浩秋第一詩集 「・・・それは、今現在の穏やかな暮らしを以てしても帳消しにすることのできなかった、北海道と首都圏の間で揺れ動く魂を、鎮め、弔い、葬ることくらいしかないだろう、と思い定めて書き連ねたのが、本書の第二部と第一部に収録した作品群である。 全く個人的な動機と言う他なかったけれども、よい作品を書かなくてはよい鎮魂もできないだろう、という単純な考えで前に進み続けたことが、曲がりなりにも第三者が読むに値する詩集として結実していることを願うばかりである。 」 (「あとがき」より) ◆目次 幻肢 I 化石の葬儀 化石/夜の声/N43/石狩川橋梁/はまなすの丘/野幌森林公園 II どこでもない街 スープの光/倒れるひと/冬の曇り空/どこでもない街/周回遅れ/物故者/海の葬儀/年末の光 III 詩がうまれるとき 入場券/天井/動物/初夏/平日/眠り/プール/さくらんぼ/島/冬休み/手袋/詩がうまれるとき あとがき ※挟み込み冊子「それぞれの幻視の庭」 ◆詳細情報 2025年8月10日 初版第1刷発行 著者・発行者 田畑浩秋 協力 小林うみ 装丁 真砂雅喜 判型 B6版 ページ数 84ページ