シャットアウト
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こちらの小説は2024年5月3日開催の第21回博麗神社例大祭で、当サークル、セイレーンのアップリケにて頒布した小説の電子書籍版です。 本文は例大祭で頒布したものと全く変わりません。頒布価格も同じ価格になっています。 現物の在庫がありませんので、どうしても読みたい方向けに販売しております。また、興味のある方も是非お手に取ってみてくださいませ。 ~あらすじ~ 人里に高熱を伴い、風邪に似た症状ながら最悪死に至ってしまうという凶悪な流行り病が流行した。あまりにも早い流行に永遠亭の手も回らず、事態を重く見た人里の長、稗田阿求は人里に新しい病院を建設した。その病院の名は『プラント』。 プラントには多くの患者が入院し、そこでは迅速かつ正しい治療を受けることができた。退院した患者たちは皆病を完治させて、元の生活に戻っていくことができた。 しかし、ほどなくしてある噂が流れ始めた。 退院して元気になったのはいいが、なんだか様子がおかしいと。 どうやら、入院する前と退院した後で、人格が別人のようになってしまったという話が数多く上がり始める。それも、前よりも『良い人』になったということだ。粗暴で人の迷惑を顧みない悪い人間も、プラントに入院してからは急に真人間になってしまったという。 聞こえの良い噂話と裏腹に、どこか不気味さを感じたナズーリンは、プラントの調査に赴くことにしたのだが……