花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 全編セット
- Digital3,000 JPY

花魁道中いろは唄本編台本の第2弾となります。 花魁道中いろは唄は大見世華屋が主な舞台となっておりますが、 鳥啼く唄は大見世角名賀楼が舞台となり、 人々の愛憎や花魁それぞれの生き様を綴った物語となります。 新しい花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~どうぞお楽しみください。 ●梱包内容● 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 一雫~鳥啼く唄~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 二雫~鳥啼く声す~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 三雫~夢覚ませ~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 四雫~見よ明け渡る~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 五雫~東を~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 六雫~空色映えて~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 七雫~沖つ辺に~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 八雫~帆船群れゐぬ~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 九雫~靄の内~ 花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 十雫~逢い添えんや~ ●利用規約● https://call-of-ruitaka.fanbox.cc/posts/1761504 ●値引き率● 単体販売合算より20%OFF さらに9月末まで限定60%OFF
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 一雫(ひとしずく)
上演時間10分 すず 33歳 ♀ 若山遊郭最下層の羅生門河岸にある長屋切見世の女郎。労咳を患っている。 元は若山遊郭創立以来の老舗角名賀楼のお職だったが、なんの因果か年季明け後に遊郭に戻って来て河岸見世女郎となっている。ぼんやりと日々を過ごしているが気が狂っている訳ではない ―――――――――――――――――――――――― 役表 すず (♀)・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 二雫(ふたしずく) ~鳥啼く声す~
上演時間110分 すず/桐一葉(きりひとは) 10歳/17歳 ♀ 生まれは町人。裕福な商人大店札差沢渡屋の一人娘で贅沢に暮らしていたが、同業札差左鴻屋の陰謀により汚名を着せられ店を潰されて両親は自害した。その後女衒に売られ角名賀楼へ。男勝りで勝気、竹を割ったように清々しい性格で機転が利くため周囲からは少々恐れられている。左鴻悠然に復讐を誓っている。 みお/粉雪(こなゆき) 10歳/17歳 ♀ 七歳の時に遊郭に売られ、その美貌により引っ込み禿となり角名賀楼お職の露時雨の妹として奉公をしながら躾を受ける。 大変な美少女で鼻持ちならないところがある。とても有望な娘だったが桐一葉の存在によりお職の座を脅かされた。桐一葉は好敵手。悠然には一目惚れしている。 露時雨(つゆしぐれ) 25歳 ♀ 角名賀楼のお職花魁。頂点としての才能はあるが大変に我儘でこらえ性がない。艶やかさ色っぽさなど花魁に必要な要素は備え持っているが周囲には年増と言われて、自身を亡くしそうなところお職の肩書を胸に抱いて頑張っている。間夫の柊弥とは八年来の付き合いとなるが、完全に心を遣ってしまっているため別れたがらず縋りついている。 柊弥(とうや) 27歳 ♂ 元々は役者で陰間茶屋にて男性相手に体を売っていた。花の蕾から花の盛りをへて散り花として女性相手の男娼をしていたが露時雨の間夫になってからは男娼をしていない。お職の間夫になっていれば大見世の利権を得られるため露時雨の元に通い続けていたが、若い妓の出現で露時雨と別れたいと望んでいる。 凪(なぎ) 16歳/23歳 ♂ 角名賀楼の父楼主から楼閣を継いだ男。楼閣の楼主は八徳を忘れた忘八と言われるが、その名に恥じない程のクズな男であり、楼閣は殆ど花車や遣り手と番頭に任せきりにして、基本は賭場に行くか役者や妓を買うなどの遊蕩をしている。また自分の楼閣の妓は自分の者と勘違いしている。露時雨とはねんごろな関係。 悠然(ゆうぜん) 20歳 ♂ 東海道岡崎宿三蔵の札差の若旦那。大変に切れもので自分の店のためであれば陰謀で他の店を取り潰すくらいのことは眉一つ動かすことなくやってのける冷徹な男性。自他共に認める美青年で、女には困っていないが、接待の仕事上必要になった座敷のために角名賀楼に敵娼を持つこととなった。飄々としているが油断のならない性格。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 すず/桐一葉 (♀)・・・ みお/粉雪 (♀) ・・・ 露時雨 (♀) ・・・ 柊弥 (♂) ・・・ 凪 (♂) ・・・ 悠然 (♂) ・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 三雫(みつしずく) ~夢覚ませ~
上演時間45分 桐一葉(きりひとは) 18歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 粉雪(こなゆき) 18歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職備え筋の花魁。お職在籍中に何か不備があった場合お職になる筋。大変な美少女で勝気、鼻持ちならない性格でつんけんしているところがあるが、実のところ情が深い。実力的にはお職の桐一葉と拮抗しているが、桐一葉の策略でお職になれなかった。桐一葉をお職として認めてはいない。 雲居(くもい) 17歳 ♀ 新造時代は朴訥として少々幼過ぎる部分があるのではないかという危うさはあったが、突き出しをしてから強い矜持を持ったため、非常に花魁として気位の高い少女となる。昔は親しみやすい所もあったが、突き出し後は突っつきにくく若衆などを見下している。 陽仁とは幼馴染だが近寄りがたい性格になってしまった。 陽仁(はるひと) 17歳 ♂ 幼い頃はとても優しく素朴な少年だったが、雲居に突き放されたことによって内に秘めていた暴力的な性格が表に出て来た。雲居のことをとても愛しているが、昔の雲居に戻ってもらうために少々荒い躾をしようとして雲居を傷付けてしまう。その件について全く悪気がないことから桐一葉の怒りを買う。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 粉雪 (♀) ・・・ 雲居 (♀) ・・・ 陽仁 (♂) ・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 四雫(よつしずく) ~見よ明け渡る~
上演時間50分 桐一葉(きりひとは) 19歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 粉雪(こなゆき) 19歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職備え筋の花魁。お職在籍中に何か不備があった場合お職になる筋。大変な美少女で勝気、鼻持ちならない性格でつんけんしているところがあるが、実のところ情が深い。実力的にはお職の桐一葉と拮抗しているが、桐一葉の策略でお職になれなかった。桐一葉をお職として認めてはいない。 玉響(たまゆら) 20歳 ♀ 美しく心優しい花魁。愛情深い性格のため癒しを求めてくる客が多い。瀧之瀬仁と恋人だが周囲からは年齢が離れすぎていて本気だろうとは認めて貰えない。花魁としての地位や名声より、小さな幸せを望む素朴な女性だが、彼女の元にもう一人身請けを希望する男性が来ており、楼主はその身請けを受け入れようとしている。 仁(じん) 40歳 ♂ 玉響の客であり恋人。玉響が禿の時に出会い、その頃より心を入れて彼女の費用をもっては玉響を助けて来た男性。 とても愛情深く優しく信念のある男性だが、玉響と恋人であることを年齢的におかしいと詰られたり謗られたりしている。だが玉響を諦める積もりはなく実直に接する。 亮介(りょうすけ) 28歳 ♂ 玉響の客。大店材木問屋の若旦那であり、実業家。一件優しく堅実に見えるがその実傲慢で強引。金の力で玉響を落籍させようとするが、玉響の心に気付いて内心は穏やかではない。内に独占欲の塊のような気質を持っており、気に入ったものはどうしてでも手に入れないと気が済まない所がある。 凪(なぎ) 25歳 ♂ 大見世角名賀楼の楼主。絵に描いたような忘八であり仁義はない。金と女と酒と賭博が大好きで、楼閣の経営は花車である美弥子に全てを任せて、賭場か役者買いをするために常日頃は楼閣にはあまりいない。楼閣の妓は全て自分のものと考えているので美しい妓が売られてきた時は、見世の商品だろうが構わず手を出すクズ。 美弥子(みやこ) 37歳 ♀ 大見世角名賀楼の花車であり凪の妻。元は中見世巴楼の娘として生まれたが、大見世との閨閥のため凪と所帯を持った。一回りも年上なのを気にしており、そのため働き者で女郎達の世話もしながら楼閣の経営を一心に担っている。絵に描いたような良妻で情も深いため凪には常日頃から馬鹿にされている。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 粉雪 (♀) ・・・ 玉響 (♀) ・・・ 仁 (♂) ・・・ 亮介 (♂) ・・・ 凪 (♂) ・・・ 美弥子 (♀)・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 五雫(いつしずく) ~東を~
上演時間95分 桐一葉(きりひとは) 20歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 粉雪(こなゆき) 20歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職備え筋の花魁。お職在籍中に何か不備があった場合お職になる筋。大変な美少女で勝気、鼻持ちならない性格でつんけんしているところがあるが、実のところ情が深い。実力的にはお職の桐一葉と拮抗しているが、桐一葉の策略でお職になれなかった。桐一葉をお職として認めてはいない。 小夜(さよ) 15歳 ♀ 粉雪の妹新造だが、自分の美貌や彩色などを過剰評価しているところがあり、若山遊郭大見世二番手の角名賀楼ではなく華屋の花魁に、華屋の頂点藤花魁の妹になりたかったと考えており、姐の粉雪を蔑視している。小賢しい考えを持っており、なんとか華屋に見世替えをできないかと計画する。 忍虎(かげとら) 38歳 ♂ 忘八の立場にありながら八徳を守る堅実で真面目な男。曲がったことが大嫌いで忘八の鏡とも言われるような楼主連中とは仲が悪く、正義心も強いので自身の見世の妓を酷い扱いしているようであれば容赦なく制裁に向かう。総名主の立場を持っているので楼主連や茶屋の亭主たちからは恐れられている。 藤(ふじ) 22歳 ♀ 若山遊郭随一の大見世、お職の花魁。非常に賢明で大変に賢く、先を見据えて己の責任を全うする藤は、お職として十分な貫禄を備え持っている。平等で公平だが、自身は狡猾で機転が利く。また、自分の見世華屋と楼主に尊敬の念を抱いており、侮辱をされたら全力で阻止する強さがある。 凪(なぎ) 26歳 ♂ 大見世角名賀楼の楼主。絵に描いたような忘八であり仁義はない。金と女と酒と賭博が大好きで、楼閣の経営は花車である美弥子に全てを任せて、賭場か役者買いをするために常日頃は楼閣にはあまりいない。楼閣の妓は全て自分のものと考えているので美しい妓が売られてきた時は、見世の商品だろうが構わず手を出すクズ。 悠然(ゆうぜん) 22歳 ♂ 東海道岡崎宿三蔵の札差の若旦那。大変に切れもので自分の店のためであれば陰謀で他の店を取り潰すくらいのことは眉一つ動かすことなくやってのける冷徹な男性。自他共に認める美青年で、女には困っていないが、接待の仕事上必要になった座敷のために角名賀楼に敵娼を持つこととなった。飄々としているが油断のならない性格。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 粉雪 (♀) ・・・ 小夜 (♀) ・・・ 忍虎 (♂) ・・・ 藤 (♀) ・・・ 凪 (♂) ・・・ 悠然 (♂)・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 六雫(むつしずく) ~空色映えて~
上演時間110分 桐一葉(きりひとは) 22歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 粉雪(こなゆき) 22歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職備え筋の花魁。お職在籍中に何か不備があった場合お職になる筋。大変な美少女で勝気、鼻持ちならない性格でつんけんしているところがあるが、実のところ情が深い。実力的にはお職の桐一葉と拮抗しているが、桐一葉の策略でお職になれなかった。桐一葉をお職として認めてはいない。 あさ/朝霧(あさぎり) 17歳 ♀ 夕霧と双子の姉で粉雪の妹。快活で活発、明るくて元気なのだが、少々考えの甘い所がある。悪戯好きで比較的軽微な犯罪であれば気にすることなく手を出してしまう危なっかしい所があるが、元来は素直で優しい少女。振袖新造としての躾は真面目に受けて、将来呼び出しになるため切磋琢磨している。若衆の涼に恋している。 ゆう/夕霧(ゆうぎり) 17歳 ♀ 朝霧と双子の妹で桐一葉の妹。思慮深く慎重。物静かで淑やかであり、物の流れを深く捉えてしっかりと判断するところは、姉の朝霧よりは褒められるが、その実狡猾で狡賢い一面を持っている。朝霧の悪戯に毎度名前を借りられてしまうが、本人も時々協力する。振袖新造としては実力派。悠然に心を遣ってしまっている。 涼(りょう) 21歳 ♂ 花車美弥子の甥っ子であるため、角名賀楼で若衆として働いてはいるが、比較的軽微な労働で結構な稼ぎを得ている、立場上若衆連からは一目置かれていて、角名賀楼の中を自由に闊歩しているところもある。大いに甥の立場を利用してやりたい放題。双子の妹夕霧に想いを馳せていて、いずれか自分の物にと考えている。 凪(なぎ) 28歳 ♂ 大見世角名賀楼の楼主。絵に描いたような忘八であり仁義はない。金と女と酒と賭博が大好きで、楼閣の経営は花車である美弥子に全てを任せて、賭場か役者買いをするために常日頃は楼閣にはあまりいない。楼閣の妓は全て自分のものと考えているので美しい妓が売られてきた時は、見世の商品だろうが構わず手を出すクズ。 美弥子(みやこ) 40歳 ♀ 大見世角名賀楼の花車であり凪の妻。元は中見世巴楼の娘として生まれたが、大見世との閨閥のため凪と所帯を持った。一回りも年上なのを気にしており、そのため働き者で女郎達の世話もしながら楼閣の経営を一心に担っている。絵に描いたような良妻で情も深いため凪には常日頃から馬鹿にされている。 悠然(ゆうぜん) 25歳 ♂ 東海道岡崎宿三蔵の札差の若旦那。大変に切れもので自分の店のためであれば陰謀で他の店を取り潰すくらいのことは眉一つ動かすことなくやってのける冷徹な男性。自他共に認める美青年で、女には困っていないが、接待の仕事上必要になった座敷のために角名賀楼に敵娼を持つこととなった。飄々としているが油断のならない性格。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 粉雪 (♀) ・・・ あさ/朝霧 (♀) ・・・ ゆう/夕霧 (♀) ・・・ 涼 (♂)・・・ 凪 (♂)・・・ 美弥子 (♀) ・・・ 悠然 (♂)・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 七雫(ななしずく) ~沖つ辺に~
上演時間60分 桐一葉(きりひとは) 24歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 粉雪(こなゆき) 24歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職備え筋の花魁。お職在籍中に何か不備があった場合お職になる筋。大変な美少女で勝気、鼻持ちならない性格でつんけんしているところがあるが、実のところ情が深い。実力的にはお職の桐一葉と拮抗しているが、桐一葉の策略でお職になれなかった。桐一葉をお職として認めてはいない。 凪(なぎ) 30歳 ♂ 大見世角名賀楼の楼主。絵に描いたような忘八であり仁義はない。金と女と酒と賭博が大好きで、楼閣の経営は花車である美弥子に全てを任せて、賭場か役者買いをするために常日頃は楼閣にはあまりいない。楼閣の妓は全て自分のものと考えているので美しい妓が売られてきた時は、見世の商品だろうが構わず手を出すクズ。 十六夜(いざよい) 17歳 ♀ 六つの頃に角名賀楼に売られて以来、引っ込み禿として優秀な成績を収め続けてきた天才肌の少女。姐の桐一葉の躾が入り更に芸事や所作など完璧に抑えて、お職筋の振袖新造として遜色のない娘。非常に頭が良いが、情が深く優しい所があるため振袖新造の間に間夫を作ってしまうなど、少々甘えたところがある。 暁良(あきら) 20歳 ♂ 角名賀楼の若衆。台回しとして夜見世などは楼閣中を駆け巡るような重労働に加え、風呂番の手伝いもして、客からの祝儀を受け取って稼ぐ働き者の青年。幼い頃から角名賀楼に仕えていたため、十六夜といつの間にか恋仲になってしまったが、しきたりを守って枕は交わさないようにしていた。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 粉雪 (♀) ・・・ 十六夜 (♀) ・・・ 凪 (♂)・・・ 暁良 (♂)・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 八雫(やつしずく) ~帆舟群れゐぬ~
上演時間40分 桐一葉(きりひとは) 25歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 粉雪(こなゆき) 25歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職備え筋の花魁。お職在籍中に何か不備があった場合お職になる筋。大変な美少女で勝気、鼻持ちならない性格でつんけんしているところがあるが、実のところ情が深い。実力的にはお職の桐一葉と拮抗しているが、桐一葉の策略でお職になれなかった。桐一葉をお職として認めてはいない。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 粉雪 (♀) ・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 九雫(ここしずく) ~帆舟群れゐぬ~
上演時間70分 桐一葉(きりひとは) 25歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 十六夜(いざよい) 17歳 ♀ 六つの頃に角名賀楼に売られて以来、引っ込み禿として優秀な成績を収め続けてきた天才肌の少女。姐の桐一葉の躾が入り更に芸事や所作など完璧に抑えて、お職筋の花魁として遜色のない娘。非常に頭が良いが、情が深く優しい所があり、色気が多分にあるため常に男達の気を引いており、危なっかしい所がある。 忠興(ただおき) 29歳 ♂ 旗本の当主沖浦岩倉守忠興。大変な堅物で実直、真面目に領地などの仕事をこなすが、息抜きで遊びに来た遊郭で桐一葉に一目ぼれして以来、長きに渡って通い続けている桐一葉の馴染み客である。悠然とは札差と札旦那という関係だが、年齢が近しいため非常に仲が良い。金銭的には全く困ってはいない。 悠然(ゆうぜん) 28歳 ♂ 東海道岡崎宿三蔵の札差の若旦那。大変に切れもので自分の店のためであれば陰謀で他の店を取り潰すくらいのことは眉一つ動かすことなくやってのける冷徹な男性。自他共に認める美青年で、女には困っていない飄々としているが油断のならない性格だが、昨今そのキレがなくなっていることを周囲に心配される。どうやら病に侵されているようである。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 十六夜 (♀) ・・・ 忠興 (♂)・・・ 悠然 (♂)・・・ ――――――――――――――――――――――――
花魁道中いろは唄~鳥啼く唄~ 十雫(としずく) ~逢い添えんや~
上演時間80分 桐一葉(きりひとは) 27歳 ♀ 大見世角名賀楼のお職であり頂点花魁。男勝りで勝気男、竹を割ったように清々しい性格で機転が利き、威圧的な部分があり周囲からは恐れられている。が本人は全くそんな風に思われている自覚はない。美容オタクであり自らの美貌を誇るが、その裏ではとても努力している。割と天然。 十六夜(いざよい) 19歳 ♀ 六つの頃に角名賀楼に売られて以来、引っ込み禿として優秀な成績を収め続けてきた天才肌の少女。姐の桐一葉の躾が入り更に芸事や所作など完璧に抑えて、お職筋の花魁として遜色のない娘。非常に頭が良いが、情が深く優しい所があり、色気が多分にあるため常に男達の気を引いており、危なっかしい所がある。 凪(なぎ) 33歳 ♂ 大見世角名賀楼の楼主。絵に描いたような忘八であり仁義はない。金と女と酒と賭博が大好きで、楼閣の経営は花車である美弥子に全てを任せて、賭場か役者買いをするために常日頃は楼閣にはあまりいない。楼閣の妓は全て自分のものと考えているので美しい妓が売られてきた時は、見世の商品だろうが構わず手を出すクズ。 美弥子(みやこ) 45歳 ♀ 大見世角名賀楼の花車であり凪の妻。元は中見世巴楼の娘として生まれたが、大見世との閨閥のため凪と所帯を持った。一回りも年上なのを気にしており、そのため働き者で女郎達の世話もしながら楼閣の経営を一心に担っている。絵に描いたような良妻で情も深いため凪には常日頃から馬鹿にされている。 お竜(おりゅう) 19歳 ♀ 盗賊団の一味で新入りの娘。半年間角名賀楼に入り込んで金を盗みやすくするために情報を売り渡す役目を担っている。凪にぞっこんな様子を見せるが、実際は角名賀楼の莫大な金子を手に入れるために動いている。本心は恭介に惚れているが、ずっと凪の傍に居なくてはならないため鬱憤が堪っている。 恭介(きょうすけ) 25歳 ♂ 盗賊団の一味で新入りの青年。お竜とは恋人関係にある。美弥子や十六夜の気を引いてお竜の仕事を少しやりやすくするために働こうとするが人選を間違ったため大した功績を上げられないまま疑われて、角名賀楼より追い出される羽目になる。美弥子とは幼馴染ではあるが、美弥子はそれほど情はない。 ―――――――――――――――――――――――― 役表 桐一葉 (♀)・・・ 十六夜 (♀) ・・・ 凪 (♂)・・・ 美弥子 (♂)・・・ お竜 (♀) ・・・ 恭介 (♂)・・・ ――――――――――――――――――――――――