『かつて見晴らした海から』(エモクロアTRPG)
- Digital500 JPY

本作品は、掛川TRPG先端都市化計画による合同シナリオ集『日本シ集ぷらす』寄稿シナリオです。 ___________ 想定プレイ時間:2~3時間 想定プレイ人数:2~3人 ___________ 掛川市の南方に位置する横須賀。かつては白亜の城の膝下に栄え、遠州灘を見晴らした町である。だが現在、天守は夙(つと)に失われ、海も遥か南へと去った…… ……あの日のことを懐かしむのは、決して人間だけではない。
▼共鳴者について
共鳴者は、インターネット上にて共同で動画作成・配信活動を行っているグループである。ネット上での活動内容は何でも構わないが、歴史や民俗学などの分野に興味関心を持っていることが望ましい。また、動画の作成や配信活動のため、日本各地あるいは世界各地に取材へ赴くこともある。 現地での取材や配信活動のため、共鳴者は手持ちのビデオカメラだけでなく、身体に装着するウェアラブルカメラも保有している。身に着けているのを忘れるほどの超軽量型であり、暗所での撮影にも対応しているため、取材先でも大いに活躍することだろう。 そして共鳴者には、戸田佑也(戸田さん)という共通の友人がいる。誰とでもすぐに打ち解けられる朗らかな性格であるためか、その人脈は驚くほど広い。共鳴者と彼との関係性は、日ごろから通話で雑談をしたり一緒にゲームを遊んだりと、気の置けない関係であることが望ましい。TRPG・その他のゲーム・小説・漫画・アニメなど、戸田さんは何にでも興味や関心を持ち、積極的に楽しもうとしてくれる。 また、彼が企業の経営者であることを共鳴者は知っている。掛川の歴史・伝承を活かしたイベント【掛川百鬼夜行】の開催に加え、【掛川TRPG先進都市化計画】と銘打って、掛川市を舞台にしたシナリオ集を作成したり同人誌即売会【掛川シ場】を開催したりするなど、幅広く活動しているらしい。 このシナリオは、【掛川シ場】の第三回を数か月後に控えた戸田さんから、掛川市のPRのための動画作成を依頼され、取材のための1泊2日の旅行へ出かけるところから始まる。
▼イラスト
イラストは、浅田大根(https://x.com/asadaikon)に描いてもらいました。 ほんとうにありがとう。
▼レイアウトについて
本作品は、『日本シ集ぷらす』に掲載されたシナリオをそのまま単体公開したものです。よって、普段のめじろ通信社のシナリオとレイアウトが異なります。ご了承ください。