【試し読みサンプル】【CoC6版】Limit.ll(リミット.エルエル)【SPLL:E191221】
- Digital0 JPY

※本作は CoC6版【.ONE(ドットワン)】の続編シナリオです※ 2025.11.11 NovemberDogs企画にて公開予定です。 現在「試し読み(本文のみ2章まで)」を公開中!
▽CoC6版「Limit.ll(リミット.エルエル)」
※注意※ 本シナリオは、拙作CoC6版「.ONE(ドットワン)」(以下前作)の続編シナリオです。 前作を END3 (探索者が両方とも生存している状態)でクリアしたPCの通過を前提としております。(※IF世界としての通過等、前提以外の通過是非判断は全て各PL、KP様に一任致します。) 前作プレイ時にNPC(愛沢・椎葉)のいずれかもしくは両方が死亡している場合は、※NPCが死亡している場合※を参考にして下さい。 NPCやPC達の背景、一部の戦闘システムは引き継がれますが、前作で取り扱った事件・神話的事象は前作内で完結しておりますので、引継ぎはありません。 PC達に休む間もなく降りかかる、新たな事件・神話的事象をお楽しみください。 舞台:現代日本、前作エンディングから3か月後の2月 (※前作が11月であった為、継続はその3か月後の2月となる。 単純計算でそうなっているだけであり、2月であることに深い意図はない。) プレイ人数:2人 プレイ時間:ボイセで10-12時間程度 ロスト率:低~中 推奨技能:<戦闘(拳銃)技能><治癒系技能><目星><交渉技能>等(前作と同じ) 推奨事項:SAN値40以上 (※不足している場合は、SAN値回復シナリオ等で回復してから望むことを推奨する。) 推奨略称:りみえる
▽含まれる要素
※本シナリオには下記の要素が含まれます。参加される場合は、必ず同卓者全員(KP、PL)ご確認ください。 また、下記要素以外のPLに対する事前確認(地雷チェック)の有無はKP様のご判断にお任せします。 ・前作END3クリアPCでの通過前提 ・秘匿なし ・神話生物や呪文の独自解釈あり ・オリジナルの魔道具や呪文あり ・戦闘あり ・後遺症あり※継続に支障のない程度 ・RP重視 ・架空のバーチャルアーティストの「中の人」に関する言及あり ※いわゆるV〇uber。シナリオで用意した架空の存在であり、現存する活動者に言及することはない。
▽HO(ハンドアウト)
◆HO1「先輩刑事」 あなたは刑事部捜査支援課に所属する刑事である。 HO2とバディを組んでいる。 ◇HO2「後輩刑事」 あなたは刑事部捜査支援課に所属する刑事である。 HO1とバディを組んでいる。
▽事前情報
あなたは刑事部捜査支援課に所属する刑事である。 現場に出向くことはほとんどなく、捜査の後方支援や必要な書類の作成・管理が主な業務だ。 一部からは「刑事部のお荷物課」と揶揄されていたが、アンガードッグス事件以降、周囲のあなたたちを見る目は少し変わっているかもしれない。 ※前作エンディング後、捜査支援課以外の課へ異動を希望する、または警察(刑事)を辞めるPCがいた場合も、本シナリオに参加する為には「捜査支援課」に所属している必要がある。アンガードッグス事件後の混乱もあり、あなた達の辞令がスムーズに降りなかった等適当な理由をつけて構わない。 極力捜査支援課に所属した状態であることが好ましいが、継続で他シナリオを経て既に他課に異動しているPCがいる場合は、適宜理由をつけて1か月前(1月)までには捜査支援課に戻ってもらう(期間限定でも可)ことになる。 アンガードッグス事件を受け、警察組織は防犯対策を強化。 アンガードッグス事件終焉直後(シナリオから3か月前)、警察組織は事故犯罪予測アプリ【プロパトⅠ(プロパトワン)】の試験運用のため、デジタル端末を所持する都民全員に同アプリのインストールを義務付ける。 本アプリは、スーパーコンピューター【Dover(ドーヴェル)】ならびに【Dover.AI(ドーヴェルエーアイ)】を開発・運用しているクロカ理化学研究所との協力の元製作された。 探索者たちも、デジタル端末(公私共に)に同アプリをインストールしている。 しかし、現場仕事のない捜査支援課への説明会は後手(ごて)に回っており、探索者たちへの説明会は2月中になると聞かされている。 そのため現在は、一先ずアプリをインストールしている状態である。 ・Dover(ドーヴェル)について 5年前に稼働開始した、クロカ理化学研究所が開発したスーパーコンピューター。 圧倒的な計算速度で、日本が抱える様々な問題の解決策をシミュレーションし、理想の社会を構築するという目的の元開発・運用されている。 ・Dover.AI(ドーヴェルエーアイ)について 1年前、クロカ理化学研究所がリリースしたAI(人工知能)。 Dover(ドーヴェル)を用いて開発されており、膨大な量のデータを短時間で学習・処理することができる。使用用途は多岐にわたり、リリース当初から、警察が「事故犯罪予測」への利用を期待する声があった。 情報処理能力の他にも、学習データのほとんどを日本語のコンテンツから学習している・自然言語での出力が可能な点などから、日本語に特化した自然な対話が可能なAIとして注目されている。 現在は一般公開(オープン化)に向けて調整中であり、一般市民が利用することはできない。 ・プロパトⅠ(プロパトワン)について 3か月前にリリースされた、Dover.AIの犯罪予測システムを用いて開発された、事故犯罪予測アプリ。 警察の開発チームとDover開発元のクロカ理化学研究所が共同開発したもので、3か月前のリリースと同時に、都民に限定した試験運用を行っている。 電子媒体にこのアプリをインストールし個人情報(名前・住所・職業、メールアドレス等)を登録すると、媒体所持者の行動パターン、位置情報、検索履歴といった情報が自動的に収集され、それを元に「個人一人一人に合わせた正確な事故・犯罪予測」をするという仕組みである。 プライバシー保護の観点から導入に反対する声もあったが、先のアンガードッグス事件を受け、国民一人一人を正確かつ迅速に事故や犯罪から守ることの重要さが再認識され、今回の試験運用に至った。 名前の由来はProaktiv(先手を打って能動的に行動する)+Patrol(パトロール)+Ⅰ(一番、唯一の等)。
▽諸注意
※本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ?1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」 ※本シナリオに登場する都市名、人物名、団体名、部署名、場所名、事件名等は全てフィクションです。特定の事件や歴史的事象を想起させる意図は一切ございません。 また、実在する警察組織名の使用を極力避けているため、探索者やNPCの所属や肩書は一部不完全な表記となっておりますのでご了承ください。 実在の「刑事」とは異なる、創作物としての「刑事」をお楽しみ下さい。