CodeCrafter1.1
- Digital1,000 JPY

CodeCrafter 1.1 取扱説明書CodeCrafter 1.1は、プログラミング初心者から中級者向けに設計された軽量なコードエディタです。Python、JavaScript、HTML、CSS、JSON などの複数のプログラミング言語に対応し、コード編集やテスト実行、コード整形などの便利な機能を搭載しています。この取扱説明書では、本製品の特長、セットアップ方法、操作手順、注意事項をわかりやすく説明します。目次製品概要 (#1-製品概要) 同梱内容 (#2-同梱内容) システム要件 (#3-システム要件) セットアップ手順 (#4-セットアップ手順) 基本操作 (#5-基本操作)起動方法 (#51-起動方法) ファイル操作 (#52-ファイル操作) コード編集 (#53-コード編集) ツールの使用 (#54-ツールの使用) カスタマイズ (#55-カスタマイズ) キーボードショートカット (#6-キーボードショートカット) 注意事項 (#7-注意事項) トラブルシューティング (#8-トラブルシューティング) サポート情報 (#9-サポート情報) 1. 製品概要CodeCrafter 1.1は、プログラミングを効率的かつ快適に行うためのコードエディタです。以下の特長を備えています:複数言語対応: Python、JavaScript、TypeScript、HTML、CSS、JSON、C/C++、Java、C#、PHP、Ruby、Go、Rust、Swift、Kotlin、R、SQL、XML、YAML、Markdown をサポート。 構文ハイライト: Python コードにカラー表示を適用。 コード整形: PEP8 準拠のコード整形(autopep8 使用)。 モジュールインストール: コード内で使用するモジュールを自動検出してインストール。 テスト実行: Python コードを簡単に実行し、結果を確認。 テーマ切り替え: ダーク/ライトモードで目に優しい表示。 その他の機能: 行番号表示、自動インデント、括弧補完、最近使用したファイルの履歴管理。 2. 同梱内容CodeCrafter 1.1 ソースコード: codecrafter.py(本ソフトウェアの実行ファイル) 設定ファイル:recent_files.json(最近使用したファイルの履歴) theme_settings.json(テーマおよびフォント設定) 取扱説明書: 本書(PDF またはテキスト形式) 3. システム要件以下の環境でご使用ください:オペレーティングシステム Windows(Python が動作する環境) Python バージョン: Python 3.6 以上 必要なライブラリ:標準ライブラリ tkinter, subprocess, json, re, threading, tempfile, os 追加ライブラリ: autopep8(コード整形用、自動インストール可能) ディスク容量: 数 MB(コードおよび設定ファイル用) ディスプレイ: 解像度 1280x720 以上推奨 インターネット接続: モジュールインストール時に必要 4. セットアップ手順以下の手順で CodeCrafter 1.1 をセットアップしてください。4.1 Python のインストールPython 公式サイト(https://www.python.org/)から Python 3.6 以上をダウンロードします。 インストール時に「Add Python to PATH」をチェックしてインストールします。 インストール後、コマンドプロンプトまたはターミナルで以下を実行し、Python が正しくインストールされていることを確認します:bash python --version 4.2 CodeCrafter の準備本ソフトウェアのソースコード(codecrafter.py)を任意のフォルダに保存します。 必要に応じて、以下のコマンドで autopep8 をインストールします:bash pip install autopep8 ※ アプリケーション内から「モジュールをインストール」を選択することで自動インストールも可能です。 4.3 ソフトウェアの起動コマンドプロンプトまたはターミナルを開き、保存したフォルダに移動します。 以下のコマンドでソフトウェアを起動します:bash python codecrafter.py 起動後、ウィンドウが最大化され、エディタ画面が表示されます。 5. 基本操作5.1 起動方法上記セットアップ手順に従い、コマンドで起動します。 起動時に前回のテーマ(ライト/ダーク)およびフォントサイズが適用されます。 最近使用したファイルの履歴が「最近のファイル」メニューに表示されます。 5.2 ファイル操作新規作成:メニュー: 「ファイル」→「新規作成」 ボタン: 「 新規作成」 機能: テキストエリアをクリアして新しいファイルを作成。変更がある場合は保存確認が表示されます。 ファイルを開く:メニュー: 「ファイル」→「ファイルを開く」 ボタン: 「 開く」 機能: 対応形式(.py, .js, .html など)のファイルを開きます。 上書き保存:ショートカット: Ctrl+S メニュー: 「ファイル」→「上書き保存」 機能: 現在のファイルに上書き保存します(初回は名前を付けて保存)。 名前を付けて保存:メニュー: 「ファイル」→「名前を付けて保存」 ボタン: 「 Python」「 JS」など 機能: 選択した形式で保存。 すべて保存:メニュー: 「ファイル」→「すべて保存」 機能: 現在の内容を Python、JavaScript、HTML、CSS、JSON 形式で保存。 最近のファイル:メニュー: 「最近のファイル」 機能: 最大 10 件の最近使用したファイルを開く。 終了:メニュー: 「ファイル」→「終了」 機能: 変更がある場合、保存確認後に終了。 5.3 コード編集テキスト入力:テキストエリアにコードを入力します。 行番号が自動表示され、Python コードには構文ハイライト(キーワード、コメント、文字列)が適用されます。 検索/置換:検索: Ctrl+F または「編集」→「検索」 置換: Ctrl+H または「編集」→「置換」 機能: 検索結果をハイライト表示し、単一またはすべての置換が可能。 行操作:行削除: Ctrl+D 行複製: Ctrl+Shift+D 行移動: Alt+↑(上へ)/ Alt+↓(下へ) コメント切替:ショートカット: Ctrl+/ 機能: 選択行または現在の行をコメント/解除(Python の # コメント)。 括弧補完:(、{、[、"、' を入力すると、対応する閉じ括弧が自動挿入。 選択範囲を括弧で囲む: Ctrl+Shift+9(括弧)、Ctrl+Shift+0(波括弧)など。 インデント:追加: Tab キー(4 スペース) 削除: Shift+Tab 自動インデント: Enter キーで前の行のインデントを継承(: で終わる場合は +4 スペース)。 元に戻す/やり直し:元に戻す: Ctrl+Z やり直し: Ctrl+Y クリップボード操作:切り取り: Ctrl+X コピー: Ctrl+C 貼り付け: Ctrl+V または「 貼り付け」ボタン 5.4 ツールの使用モジュールインストール:メニュー: 「ツール」→「モジュールをインストール」 ボタン: 「 モジュールインストール」 機能: コード内の import 文を解析し、不足モジュールを pip でインストール。 コード整形:メニュー: 「ツール」→「コード整形」 ボタン: 「 コード整形」 機能: Python コードを PEP8 準拠に整形(autopep8 必要)。 テスト実行:メニュー: 「ツール」→「テスト実行」 ボタン: 「 テスト実行」 機能: Python コードを一時ファイルに保存して実行。結果は別ウィンドウに表示。 テスト実行時間設定:メニュー: 「ツール」→「テスト実行時間設定」 機能: テスト実行のタイムアウト時間(1~60 秒)を設定。 5.5 カスタマイズテーマ切り替え:メニュー: 「ツール」→「テーマ」→「モード切替」 ボタン: 「 モード切替」 機能: ライトモード(薄い水色背景)とダークモード(ダークグレー背景)を切り替え。 フォントサイズ変更:メニュー: 「ツール」→「フォントサイズ」→「フォントサイズ +2/-2/設定」 ボタン: 「+」「-」 機能: フォントサイズを 8~14pt の範囲で調整。 設定の保存:テーマ、フォントサイズ、テスト実行時間は theme_settings.json に自動保存。 6. キーボードショートカットショートカット 機能 Ctrl+S 上書き保存 Ctrl+F 検索ダイアログを開く Ctrl+H 置換ダイアログを開く Ctrl+Z 元に戻す Ctrl+Y やり直し Ctrl+X 切り取り Ctrl+C コピー Ctrl+V 貼り付け Ctrl+A 全選択 Ctrl+D 行を削除 Ctrl+Shift+D 行を複製 Alt+↑ 行を上に移動 Alt+↓ 行を下に移動 Ctrl+/ コメント切替 Tab インデント追加(4 スペース) Shift+Tab インデント削除 Ctrl+Shift+9 選択範囲を括弧 () で囲む Ctrl+Shift+0 選択範囲を波括弧 {} で囲む Ctrl+Shift+[ 選択範囲を角括弧 [] で囲む Ctrl+Shift+2 選択範囲を引用符 "" で囲む Enter 新しい行 + 自動インデント 7. 注意事項ファイル保存時の注意:保存先フォルダに書き込み権限が必要です。 ネットワークドライブや読み取り専用ディスクに保存しないでください。 テスト実行の制限:Python コードのみ対応。無限ループや長時間処理はタイムアウト(デフォルト 5 秒)で停止。 実行結果は一時ファイルを使用するため、ディスク容量が必要です。 モジュールインストール:インターネット接続が必要です。 管理者権限が必要な場合があります。 テーマ設定:theme_settings.json ファイルが破損すると、デフォルト設定(ライトモード、フォントサイズ 10pt)が適用されます。 バックアップ:重要なコードは定期的にバックアップしてください。 8. トラブルシューティング問題 解決方法 起動しない Python が正しくインストールされているか確認(python --version)。PATH に Python を追加。 モジュールインストールが失敗 インターネット接続を確認。管理者権限でコマンドプロンプト/ターミナルを起動し、pip install モジュール名 を試す。 コード整形が動作しない autopep8 がインストールされているか確認(pip install autopep8)。コードが空でないことを確認。 テスト実行がタイムアウト 「ツール」→「テスト実行時間設定」で時間を増やす。コードに無限ループがないか確認。 テーマが適用されない theme_settings.json を削除して再起動。ディスクの書き込み権限を確認。 ファイル保存エラー 保存先フォルダの権限を確認。別のフォルダに保存を試みる。