[あらすじ] とある人間は奇跡を切望する。そして、孤独を癒してくれた亡き親友によく似た魔女と出会うのだった。魔女に親友を重ね見た末に奇跡という夢幻を自ら手放し、現実を、孤独を受け入れ生きていくことを選んだ。 とある人間は魔女となった妹を想起する。妹が魔女、悪の象徴となったのは世界がそうさせたのか、それとも誰かに、己に理由があったのか。自問と語りをいつまでも続けるのだった。 とある人間たちは互いの境遇が相反しながらも実は同じ利用されていた存在であったと気付く。誰かの都合ではなく、己の意思で苦境に打ち勝つために手を組み立ち向かうのだった。 とある人間は社会の不遇から逃げ自らにその大きなツバのある帽子で顔を隠すようになった。ある人は時代は己を隠さなくてもよくなったと励ます。世界の一部として生きてくれることを望んだ。そうして、そのトレードマークは新たな希望たる象徴と変わっていくのだった。 魔女・魔法使いという数多なる象徴を持つ不思議な存在。そんな魔女を探し求める人間たちと、魔女たちの物語。魔女に関わる全ての者たちが集った物語。 [基本情報] 公演時間：１時間半弱 役者人数：メイン２名　サブ２名以上　（一部裏方の出演有） ※二人劇を想定して書かれているが演者を増やすことは可能。メイン最大８名。 男女比　：メイン　女性１名・男性１名 ※サブ含め性別の改変可。役による。 ※台本の改変を認めています。詳細は添付物をご覧ください。 [本台本の特徴] 四部作構成のオムニバス形式の劇。 魔女・魔法使いをテーマに様々な象徴を持つ姿を描く。 [添付物] ＊台本 ・PDF ・Wordデータ （それぞれ縦用紙ver、横用紙verの２種） ＊利用規約 ＊Wordデータの取り扱いについて