【電子版】『黄昏の獣』| 新クトゥルフ神話TRPG用シナリオ SPLL:E190341
- 【電子版】『黄昏の獣』| 新クトゥルフ神話TRPG用シナリオ集Digital3,000 JPY
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2025年秋季ゲームマーケットにて頒布の新クトゥルフ神話TRPGシナリオ集 『黄昏の獣』の電子版です。 エジプトを舞台にした5本のシナリオを収録! 試し読みとしてソースブックパートを公開しております。
No.1 頭を戴くもの
著者:Skay 舞台:1919年カイロ 時間:4〜6時間 人数:1〜4人 概要 カイロ市街地で頻発する暴動に巻き込まれ、さらに鎮圧に乗り出したイギリス軍の流れ弾によって負傷した探索者たちは、市内の病院へ搬送される。 意識を取り戻した探索者が目にしたのは、自らの体内にあるはずの臓器を手にした執刀医の姿だった。医師は、臓器を盾に取るようにして探索者へ協力を迫り、その要求を拒めば生命の保障はないと告げる。
No.2 ビル・タウィールの黄金
著者:山田公園 舞台:2025年秋、アスワン周辺 時間:4〜6時間 人数:1人 概要 エジプトとスーダンの国境地帯には、いずれの国も領有権を主張していない無主の土地が存在する。 その名は ビル・タウィール。 3か月前、この地で遭難した一人の男が帰還し、常識では信じ難い土産話を語った――。 ビル・タウィールには隠されたピラミッドがあり、そこには太陽神に仕える神官の女が今も暮らしているという。その女によれば、今年は 「千年に一度の特別な年」 にあたり、ピラミッドに辿りつき、神聖な儀式に参加した者には、莫大な黄金が授けられるのだと。 探索者は、SNSで拡散されたその怪しげな土産話に強く惹きつけられる。 真相を確かめるべくエジプトへと飛び、南部の都市アスワンに降り立った探索者は、同じ噂を追う他の挑戦者たちと合流し、ビル・タウィールへ向かうことになる。
No.3 翠玉の後継者
著者:仙椎 舞台:2025年3月、カイロ 時間:2〜3時間 人数:2以上 概要 エジプトを巡る三日間のミステリーツアー。その参加者として、探索者たちはカイロ国際空港へと降り立つ。初日となる3月19日は、ガイドの ムーサ・ハリーファ に導かれ、ギザの大ピラミッド群やエジプト考古学博物館をはじめ、数々のオカルト名所を巡る予定であった。 しかしツアー初日の夜、探索者たちは突如として異様な眠気に襲われる。 次に目を覚ましたとき、彼らは見知らぬ 赤茶けた荒野の中心に立っていた。そこにはツアーの面影はなく、代わりに、彼らの運命に深く関わる 重大な選択が待ち受けている――。
No.4 やっちまった盗賊
著者:ネシロ 舞台:古代、テーベ周辺 時間:1〜2時間 人数:1〜4人 概要 やっちまった。おろかな盗賊頭がやっちまった。神の加護を得ようと、得体のしれない儀式を安易にするからだ。あぁ……本当に最悪だ。もし、生きて帰れたら、きっと生き方を考え直すだろう。 盗賊団の一員である探索者は、運良く洞窟に逃げ込むことに成功した。しかし戻る道はない。生き残るためには、前に進むしかない。 砂漠の荒野の片隅で、おろかな盗賊の失態が災厄を招いた。そんな中、神の一瞥をいただく奇跡もあるだろう。
No.5 黄昏の獣
1927年、砂に埋もれていたギザの大スフィンクス全体が、発掘・修繕作業によって数千年ぶりに姿を現した。 しかしその周辺では、同時期に不可解な失踪事件が相次ぎ、作業現場は次第に不穏な気配に包まれていく。 探索者たちは調査を依頼され、ギザ台地一帯を奔走することになる。 やがて彼らは、大スフィンクスに秘められた悍ましき秘密と直面し、事件が単なる行方不明ではないことを思い知らされるだろう。 探索者が真相へと辿り着き、生き延びるためには、主体的な調査と、迫り来る強大な“何か”に立ち向かう心の強さが求められる。
協力者
製作サークル:探索者撲滅委員会 エジプト支部 編:あきもち(@akimochi_CoC) 著:Skay(@Skay_retales) 山田公園 (@vs_imaginater) 仙椎(@vertebral_field) ネシロ(@ne46ro) あきもち(@akimochi_CoC) カバーイラスト:Satoru Wada(@satoruwadaart) ロゴ・デザイン:接続設定 内装デザイン:卯龍(@DoburokuUron)

