第三批評2号《わたしたちの百年》
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第三批評2号のテーマは「わたしたちの百年」です。 100年という長い時間の中で、変わったものは何か、変わらないものは何であるのか、文学、映画、美術、音楽、お笑い、テレビドラマ・・・多彩な批評文と座談会をお届けします。 〇小林エリカさん座談会 小説家であり、アーティストでもある小林エリカさんを迎えて、 近著「女の子たち風船爆弾をつくる」について、戦時下とコロナ禍、文学における「わたし」と「わたしたち」の違い、小説の中で女性をかわいそうな存在として描かないこと、また歴史をエンタメとして描かないことなど、たっぷりとお話いただきました。100年前の世界と100年後の文学を見通すための様々なヒントが詰まっています。 〇第三批評メンバーによる多彩な批評文 祖父の戦争と2025年のウクライナ、映画の誕生とYoutubeの画家、令和ロマンとM-1、写真と映画の歴史、見えない美術が私たちに見せてくれるもの、クラシック音楽と日本人、三島由紀夫と芥川賞、朝ドラとガザなど、多彩な作品を独自の視点で批評します。 上記に加えて、書評、エッセイ、特別企画、第三批評メンバーによる座談会など盛りだくさんな内容です! 目次 〇座談会 わたしたちの百年・近藤真理子 吉田瑠夏 今津祥 常森裕介 〇批評 骨の星──折り重なる百年ととある一生・近藤真理子 娯楽は〝フィクションの外縁〟を編み直す ~フライシャー兄弟と柴崎春通における〝娯楽〟の方法~・今津祥 「芸」と「ニン」のサイクルの行方、令和ロマンが終わらせたもの──漫才未来予想図・沼次郎 百年小史・前田友作 白い空間の声を聴く─「見えない美術の百年」とウィーン・セセッションにおける奥村雄樹展・原田敏文 音楽と平和─日本のクラシック音楽百年・宮崎征男 日本文学百年の重なり─『豊饒の海』と個の物語・Takayuki Mori 朝ドラはなぜ百年前に戻るのか─アンパンマン、ゴジラ、ガザと「逆転しない正義」・常森裕介 〇座談会 百年後の文学─ 小林エリカさんを迎えて -小林エリカ 近藤真理子 玉利直子 前田友作 宮崎征男 常森裕介 ●レビュー 小林エリカと百年後の「声」・常森裕介 ●書評 かわいいゴミ──『人形のアルファベット』・吉田瑠夏 ●コラム ストリートピアノ探訪記・宮崎征男 ●特別企画 百年を歩く *第三批評について 第三の視座に立つ批評誌『第三批評』は、佐々木敦が主任講師を務める「映画美学校言語表現コース ことばの学校」第三期、最初で最後の批評クラスの卒業生を中心に創刊されました。紙媒体だけでなく多様なメディアを通じて、〈批評されるもの〉と〈批評するもの〉これら二つの関係性を第三の視点から見つめることで、新たな批評の文脈を作り上げることを目指します。


