鍵幔【SPLL:E188942】
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灰色の空。黒い風。白い霧。 星を見上げるには、些か冷たく寂しい夜だった。 Call of Cthulhu TRPG 【 鍵幔 】 テーマは【疑似家族】。 当シナリオはシナリオ投稿参加型Twitter企画『ポットラックパーティー企画』様参加させて頂くに当たって書き下ろしたシナリオです。(2026年) 🔷鍵幔(けんばん) 形式 現代日本 / シティ / 2PL / 単発 推奨技能 探索者が殺人に使う技能 推奨人数 2人(KP判断によってタイマン改変可) 【 概要 】 孤児だった二人の青少年が殺し屋の男と疑似家族として暮らすシナリオ。 【当シナリオに含まれている要素(可能性を含む)】 殺人、未成年への暴力/犯罪(性犯罪は含まれない) 大規模な正気度喪失 ゲーム進行を優先したリアリティライン 【 備考 】 大規模な正気度喪失が発生する可能性が高い為、正気度は高い方が生還しやすい。 また、日本語を理解出来るなら探索者を日本人以外にしても構わない。 【 あらすじ 】 探索者たちは孤児である。 物心ついた頃には両親はおらず、児童養護施設で過ごしていたところを拾われる。 【奏(カナデ)】と名乗った彼は殺し屋だった。 探索者たちは彼から生を、知識を、そして人を殺める技術を与えられた。 二人の青少年は、今日もいつも通り路地裏に血の譜面を描き続ける。 そんな曇天の日のことだった。 【 コンテンツ内容 】 ・pdfファイル 68ページ / 45950字 ・txtファイル ・NPCアイコン(pngファイル) 【 リリースノート 】 2026.7/21 頒布開始
事前情報
■公開ハンドアウト(秘匿情報あり) HO黒鍵:君は戻せない 探索者は破壊に長けている。 それは〈物理学〉〈武道〉などによる物理的な破壊を指しているかもしれないし、〈心理学〉〈精神分析〉などによる精神的な破壊を指しているかもしれない。 プレイヤーの解釈に一任して良い。 HO白鍵:君は眠れない 探索者は人体構造に関する知識が豊富だ。 それは〈医学〉〈薬学〉などの科学的知識を指しているかもしれないし、〈ナイフ〉〈こぶし〉などの的確な殺人スキルを指しているかもしれない。 プレイヤーの解釈に一任して良い。 ■経歴/日常について ・探索者たちは孤児である。物心ついた頃には両親はおらず、【奏(カナデ)】という男性に引き取られて育った。(※奏については後述。) ・奏は表向きは売れないピアニストだが裏の顔は殺し屋であり、探索者たちもまた、殺し屋見習いという裏の顔を持っている。奏が引き受けた依頼を手伝うこともあり、殺人に手を染めた経験がある。殺人に関する罪悪感の有無などは任意だが、生活のある程度は殺しの報酬によって成り立っているため、殺人を避けることは出来ない。 ・死体の隠蔽や処理は奏が行っており、殺した死体は作業場のある自宅に運搬している。 死体の処理は物置で行われているようだが、奏は「あまり見るものではない」と作業光景を見せたことがない。実際、物置から出て来る奏の袖口や裾は酷く血で汚れており、精神衛生には良くなさそうだと分かるほどだ。 ■探索者作成について ・幼少期〜青年期の人生に大きな設定が付与されるため、新規探索者限定。 ・性別は不問。 ・義務教育までの課程は修了しているため、年齢は15〜18歳とする。 ・高校への進学やバイトをしているかなどは自由に決めてよい。 ・特徴の採用、職業ベース、ステータス合計値、技能値上限など、キャラクターシート作成についてシナリオからの規定はないため自由に作成してよい。Roll or Choiceを採用しステータスや2015サプリの特徴を任意のものに設定してもよい。 ※EDUのみ、基本ルールブックに記載されている年齢下限を参照して調整すること。 ・殺しに使用するメインの【殺人技能】をひとつ決定し、技能の選定理由やどのような殺し方をするのかなどを(一行のみ、箇条書きなどでも構わない)記載しておくこと。 ・上記の事前情報を満たせるならば「実はホムンクルスの失敗作だった」などの人外設定を好きにつけても問題ないが、ある程度シナリオ内の展開に辻褄を合わせられるよう、細かく決めすぎない方が後が楽かもしれない。 ・奏に引き取られた時期や探索者たちが出会った年齢などは話し合って決めてよい。但し、二人で協力して殺人の依頼をこなせる程度の信頼関係があることから少なくとも1年以上の付き合いはあるものとする。合意があるならば兄弟姉妹などの関係性にしても構わない。 ・奏はあくまで孤児である探索者たちを親代わりに育てている存在であり戸籍上の繋がりはないため、苗字/ファミリーネームはバラバラでも構わない。 ・秘匿内容に触れない範囲であれば、キャラクターシートの内容を共有しても構わない。 ■NPC 奏(カナデ) 探索者たちの養父。 黒髪に薄らと隈のある灰色の目、少々不健康な顔色の男性。常に喪服のようなスーツを着ており、外見年齢は20代後半〜30代前半ほど。181cm。 良く言えば穏やかに、悪く言えば抑揚や起伏の少ない話し方をするが、冗談は言うタイプ。 表の顔は売れないピアニスト、裏の顔は殺し屋。 何故殺し屋をしているのかについては尋ねたとしても「気恥ずかしいから」と話さない。 探索者たちのことはHO黒鍵を「クロ」、HO白鍵を「シロ」と呼ぶ。探索者が理由を尋ねるなら「自分たちの裏の仕事の特性上、堂々と本名で呼んではならないだろうから」「寂しく思うならそれは申し訳ないと思っている」と答えるし、奏の名前について尋ねるなら「自分の名前もまた、同じ理由で本名ではない」と答える。 探索者が自分を引き取った理由を尋ねるなら「愛を感じたかったから」と答える。 彼に対して友好的な感情を持つか反抗的な感情を持つかは自由だが、後者であったとしても悲しい現実として探索者たちの生活は彼の収入に全てが掛かっているため、ある程度は彼の指示に従い日々を生きているものとする。

