訳詩集 僕の五臓を引きちぎります
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かなしみは、いたみです。 非常に悲しいことを「断腸の思い」と表現するように、痛いぐらいの悲しみを詠んだ漢詩を訳して解説をつけました。 2000年前の名前もわからない誰かの、故郷に帰れない悲しみ。1800年前の皇帝になる男の、生き別れた悲しみ。1700年前の宰相の、権謀術数の中心でひとり抱えた悲しみ。 いろんな悲しみがそろっています。 巻末に読書案内つき。 A5(短辺綴じ)/40ページ 収録作品 「かなしいうた」詠み人知らず [原題]悲歌 「都にゆく途中で」陸機 [原題]赴洛道中作 「ものおもい」張華 [原題]雑詩 「とこしえ」郭璞 [原題]遊仙詩 其四 「水を慕って泣いた乾魚のはなし」詠み人知らず[原題]枯魚過河泣 「雲隠」曹丕 [原題]短歌行 「行き行きて重ねて行き行く」詠み人知らず[原題]古詩十九首 其一 「思い人」詠み人知らず [原題]有所思 ※学術的主張を意図するものではありません。詳細な解説などは巻末の読書案内をご覧ください