「本当に死にたくなったら、私が殺してあげる。だから、それまで死んじゃだめだよ」 「ハルナは死神なんかじゃないよ。……わたしの、大切な友達」 ある日の放課後、わたしは自殺をしようとしていた。 とくに深刻な理由があるわけではない。ただ、生きるのに疲れてしまっただけ。 死ぬとしたら、夕焼けがきれいな今日のように、美しい景色を瞳に映しながら死んでしまいたかった。 そんなとき突然、クラスメイトの清水春奈さんに声を掛けられた―― 二人の少女の悩みと感情を描いた青春小説 第二十七回文学フリマ東京新刊 ■本文サンプル https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10381693 本文 約25,000字 冊子版はあんしんBOOTHパック（匿名配送）で発送いたします。