新書版／カバー・帯付き／118ページ／解説（神奈保時雨様）付き／購入者様限定無配本（コピー本）付き ※カバーイラスト・装丁は二遊（https://www.pixiv.net/member.php?id=24992797）様 ＜概要＞ 「わたしはいつだって二人の幸せそうな後ろ姿を眺めてばかりいた」 常に三人一緒だった幼なじみたちの関係性は、時を経るごとに変化していく。 日常の断片の先にあるのは、ほんの少しの胸の痛み。 表題作『君に手向ける花はもう決まってる』をはじめ、何気ない、しかしもう二度と取り戻すことができない、人の心・感情の明滅を切り出した四つの短編を収録した作品集。 ＜収録作品＞ 1．君に手向ける花はもう決まってる 2．黒と蒼の正体 3．雪消雨に恋う 4．霜夜の紅