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詩集 よるのいえのマシーカ
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赤い明かりが目障りだといってドアをたたく。 かわうそがかわうそのドアをたたき、其の音を聞きつけてまたかわうそが来て かわうそがまた別のかわうそのドアをたたき、其の音をききつけてまたかわうそが来た。 赤い明かりをともしているのはどうしてなのか、赤い明かりをともしている者は、それで一体楽しいのかと かわうそとかわうそとかわうそとかわうそは、話し合った。 かわうそがいつもわたしのことをバカよばわりする でもわたしはそれで仕方がないように思う 「かわうそとかわうそとかわうそのはなし」より抜粋 ーーー 2013年に、ふらんす堂より出版した詩集です。 手触りの良い美しい装丁を、どうぞお手にとってお楽しみください。 装丁:和兎 四六判ペーパーバックスタイル 124頁 2013.01.29刊行 <収録作品> かわうそとかわうそとかわうそのはなし たんすとはさみとてといえと よるの電柱 橙のおんな職員 濁音のきつね ハリネズミのおなかのなかのおいしいつゆのはなし 他