白櫻館帝都夜話 巻之三
- 860 JPY
● 新書判 192ページ オンデマンド 4/5 J庭48で頒布予定だった新刊です。 大正時代の東京を舞台にした、元陸軍将校(28)×インテリ掏摸少年(18)の年の差BL第三巻。 当サークルの時代小説「紅寅シリーズ」の大正時代パラレルですが、本編との繋がりは無いのでこれ単体でもお読み頂けます。
あらすじ
時は大正、帝都東京・銀座。 大通りを縁取る柳の列に混じって、一本だけ、白い花を咲かせる早咲きの櫻の木があった。その前には瀟洒な螺旋階段の付いた煉瓦造の二階建てが建っていて、一階には煙草屋が入っている。 この螺旋階段の奥に夜だけ開く扉があり、その中には地下へ続くもう一つの螺旋階段が隠されていた。 その地下室は元政治家・櫻井直清のプライベエト・カフェーであったが、密やかに訪れる客達はいつしか其処を「白櫻館」と呼ぶようになった──。 【第三巻・恋に落ちた盗人とアイス・カフェー・オーレー<後編>】 元軍人の万太郎への恋心を自覚したスリの京治だったが、一家を抜けることは許されなかった。 京治は思い詰めた挙げ句に万太郎の拳銃を盗み、それを背に差したままで「達者でな」と告げる。
おことわり
・価格は梱包代として+60円で設定させて頂いています。 ・商品価格とは別途に送料370円(「あんしんBOOTHパック」によるネコポス/匿名配送)、銀行振込、コンビニ決済の場合は支払手数料がかかりますのでご了承ください。