あらすじ

自分の練度に劣等感を抱く瑞鶴は、戦闘によって己が傷つき続けることに無頓着になっていた。意識していなかった無茶は蓄積し、やがては艦載機を飛ばすのすら覚束なくなってしまう。そんな折に、第二改装を理由に南方への異動を命じられる。彼女が辺境の地で出会ったのは、良くも悪くも個性的な面々。泣き、笑い、学び、戦う。与えられた猶予は半年間。研鑚を続ける自分と向き合い、決断を迫られた彼女が出した答えとは……。