OpenAMの本
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本書ではオープンソースのシングルサインオンソフトウェア「OpenAM」を対象とし、目的に応じた手順を説明します。 OpenAM に興味はあるけど、どこから手を付けていいのか?何を用意すればよいのか?分からないという方の助けとなれば幸いです。 OpenAM のソースからのビルド手順、認証の仕組み、認証モジュールの開発手順について理解していただくことを目的としています。それは 5、6 章が該当します。いきなり本題に入りたい方は 5、6章からお読み下さい。 2〜4 章は、OpenAM をさわったことの無い方向けに、OpenAM 基本機能の具体的な設定手順を説明しています。 全67ページ 目次 1. 本書について 1 1.1 本書の目的 1.2 要件 1.3 OpenAM とは 2. OpenAM を構築する 3 2.1 OpenAM14 動作環境を用意する 2.2 OpenAM 初期設定開始 2.3 ユーザーを登録してログインする 2.4 初期設定をやり直す、初期化す 3. OpenAM でパスワードレス認証を設定する 15 3.1 認証モジュール設定 3.2 WebAuthn サービスの追加 3.3 WebAuthn 認証モジュール設定 3.4 認証連鎖の設定 3.5 OpenAM 標準認証連鎖の変更 3.6 認証デバイス登録 3.7 パスワードレス認証 4. OpenAM で SAML Idp を構築 34 4.1 SAML IdP の構築 4.2 今回構築するイメージ 4.3 OpenAM SAML 認証基盤構築とサービス登録(SSO 先追加)の流れ 4.4 SAML アサーション署名用鍵ペアの設定 4.5 SAML IdP 構築 4.6 SAML SP としてクラウドサービスの G-Suite を追加する。 4.7 G-Suite と接続テスト 5. OpenAM をソースからビルドする 49 5.1 ビルド環境の要件 5.2 依存ライブラリのビルド 5.3 OpenAM のビルド 5.4 ビルドできた OpenAM の war ファイルの場所 6. OpenAM 認証モジュールを開発する 52 6.1 OpenAM の認証とは 6.2 認証モジュール構成ファイル 6.3 SampleAuth.java の処理内容 6.4 認証モジュールのビルド 目次 6.5 認証モジュールの追加 6.6 認証モジュールの動作確認