式家の娘 2018年8月発行　112P　A5正方形（無線綴じ） 姫とサガミは二人で山中を歩く。 呪われた子と石を投げられ、村を追われた二人は頼るものを失くし、嵯峨の山奥で身をひそめる。 人との交わりはなくとも穏やかな暮らしを続けていた二人だが、ある日突然、都の術者が襲ってきた。 姫の持つ稀有な力を狙って――― 平安を舞台に描く歴史ファンタジー ※この作品は独立した物語で、シリーズものではありません。単体でお読みいただけます。