【あなたの孤独を讃える。】 【長編小説/新書版オンデマンド/フルカラー表紙/178P】 守り神たる竜の在る世界。 最後に捧げられたのは、村でもっとも嫌われた娘。 野火のように激しく、荒々しく、彼女は村を憎んだ。 なぜ、自分が殺されねばならないのか。 問うた娘に竜は答えた。 「いいや私はもう人間を喰わない。 おまえは村に帰っていいのだ」 =============================== 風景幻想特化のハイファンタジー小説です。 起承転結よりも、世界の在り様やひとびとの仕草、日常の手仕事を愛する方に、楽しんでいただけるように思います。 ファンタジーと銘打っているものの、明確な魔法は登場しません。 この度、新装版となりました。 ============================== 【本編目次】 名もなき竜の宮Ⅰ 竜の花嫁 一章 嫁入りの日 二章 金の瞳、遠雷の声 三章 雨と眠りに安らぐもの 四章 かつて殺されたすべての私たちへ 五章 野火迫る 六章 竜の花嫁 名もなき竜の宮Ⅱ =============================== ※本作は書きおろしです ※「あんしんBOOTHパック ネコポス」にて発送予定です。
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