いつか遠くで風になるまで
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刀ミュ葵咲のCPなし短編小説集。2020年9月新刊。 全年齢/カバー・帯付き文庫/176P/1,100円(通販頒布価格) スマートレター発送。 御手杵中心にキャラ多数。 葵咲をメインテーマに、みほとせ、歌合の要素も少し。 ・徳川四兄弟それぞれの視点のおはなし ・御手杵が物吉や蜻蛉切らと過去に思いを馳せるおはなし ・篭手切と明石がとある「郷の刀」について語るおはなし など。 pixiv公開済作品の再録・大幅加筆に、書き下ろし4作を含む全11作を収録。 公開済作品については以下から読めます。 https://www.pixiv.net/novel/series/1318622 ※「君待つ鼓動」→タイトル変更「君待ちの鼓動」 ※「君待ちの鼓動」と「幾星霜の響き」は書籍に再録するにあたってシーンが大幅に増えています 直接的な描写はありませんが、歴史人物の死や命日について語るおはなしが多々あります。 情緒と死と別れと祈りの気配が漂いますが、前向きな切なさの本です。 <懺悔ここから> カバーおよび帯の背表紙が中心から若干ズレておりますが、単純な入稿時のミスです。 全個体で同様のズレを確認していますので、一冊のみに起こる不具合等ではありません。 </懺悔ここまで> 【↓書き下ろし詳細】 ◆小舟は岸を離れて(松平信康・永見貞愛) 本編直後、それぞれの帰路につく二人のおはなし。 物部とは、かつて自分を生かしてくれたものとは、今生きていることとは。 ◆セレナーデ(御手杵・物吉貞宗) 本丸に戻った御手杵は、書庫で物吉と偶然出会う。 二口がみほとせ・葵咲の任務で出会った「かつての主とその子ら・兄弟ら」について語るおはなし。 ◆手が触れるなら(篭手切江・明石国行) 本編後のある日、篭手切は夕餉当番のために明石と共に厨に立つ。 葵咲の任務で見かけたとある「郷の刀」を思う篭手切と、ここにいない誰かの面影を追う明石の、似た者同士の手のおはなし。 ◆後日譚 -天泣-(永見貞愛) ある夏に出会った槍の神様を、貞愛が神社に訪れた子どもに語って聞かせるおはなし。 昔昔あるところに生きたとされる、一人の神主の後日譚。