「てんがいちかく　上」 A6|250P|2000円(会場頒布価格より+200) カバー・帯・ノベルティ付 weh北村倫理夢小説本 表紙イラスト:アミムラ様・くじ様 装丁デザイン：itmk様 少年少女相互不理解。 血と呪いと希望の話。 固定女夢主 ▼あらすじ ボクたちは何にもなれなかった、ただそれだけ。 四月某日。ボクは有栖川つばさと出会った。 真夜中のゴミ捨て場であの子に出会ったからといって、予兆も何もなく突如やってきたそれはボクに何ももたらさず何も奪うことはなかった。 全部がずっと前に終わっていたし、何もかもが手遅れだった。 ボクたちは〝ともだち〟になれなかったし恋人にも仲間にもきょうだいにも家族にも、ましてや運命にもなれなかった。 ボクは何もできなかったし、あの子は何もしなかった。 とろくて世間知らずで一人じゃなにもできない転校生。ボクの前に現れた、同じ胎から産まれなかっただけの片割れ。 すべてが手遅れでどうしようもない、世界でいちばん北村倫理(ヒーロー)を否定するボクの■■■■ ただ一つだけわかっているのは――つばさちゃんの世界にボクの居場所はないってことだけ。 2章まで公開中↓ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14232961