off vocal03
- Digital0 JPY

off vocal集
言葉
衝動のままに放った後の 何かがまたなくなるような感覚には慣れないけど ふと浮かんだ君の笑顔 二度と見られなくなっても後悔なんてしないよ しないよ 突き刺して 僕の心の一番奥 探り当てて 確実に充たして 僕の中を君の言葉で 溢れないように受け止めるよ 正体はきっとわからないね まとわりつく温かさが煩わしく思ってしまう 焼きついている君の涙 この想いが届かなくても君のせいにだってしたいよ したいよ 抜き出して 僕の気持ちの一番奥 逃がさないで 目の前で散らして 何もかもを君の言葉で 直せないように残さないで 夜はまだ終わらないけど待ち望んだりしないよ したいよ 指先で 君の言葉の一番奥 触ってみたい 夢のような痛みで 君のことを忘れていきたいよ せめて今だけ僕を見てて 所詮夢だと思えたならもっと楽になれるのかな 感覚さえ幻なら窓を開けて息を吸おう
たしかな心
種明かしなんていらない 嘘をつくならついてりゃいいじゃない 風当りなんて気にしない 本当なんて知らなくていいんじゃない 立ち話なんて聞けない 指先でつぶやいてりゃいいじゃない はしたないなんて言えない 旅の恥は掻き捨てていいんじゃない 間違いだらけで走って 毎回傷ついていって 絡まる気持ちを辿って 重なる思いを結わって 甘やかしなんていらない 行きたいところに行けばいいじゃない 嘲笑いなんて気にしない 見ない聞かないふりしていいんじゃない 誑かしなんて聞けない 笑顔で素通りしてもいいじゃない 悪あがきなんて言えない 涙を武器にしていてもいいんじゃない まだまだここから向かって 浅はかな傷をつくって 高まる気持ちをわかって 羽ばたく思いを看取って 目の当たりにだってしたい つながりを求めたっていいんじゃない 後回しにだってしたい 今だけ考えたっていいんじゃない 散々なまでに歌って いつの間にか眠くなって 段々届かなくなって 気がついたら過去になって それでも今がいいんだって たしかな心を触って 溢れる言葉を歌って 空の上まで連れていって
ひみつ
初めまして 何回目の挨拶 埋まらない二人の距離は それでもいい 君といられるなら終わらない夢を見ていよう 姿形を変えながら何度もすれ違う 息継ぎをして するりと解けてしまいそうな 君の横顔 もっと知りたい もっと触れたい 明日には消えてしまうとしても 青空のように 雨空のように 流れる時に身を任せて 書き置きさえ 魔法のように消えて残らない 話がしたい そしたらまた 鐘が響くたびに振り返る僕を笑って 会えなくなる日が来ることも知っているけれど その時はもう くるりと回ってありがとう 旅立ちの歌 もっと話したい もっと笑いたい いつか忘れてしまうとしても 満月の夜に 星が降る夜に 祈りを結わい眠りにつく 合言葉をまだ覚えているから 知りたいことも 触れたいことも 明日には消えてしまうのなら 話したことも 笑ったことも いつか忘れてしまうのなら 空に浮かんで 海に沈んで 指先から伝わってくる熱を 信じていよう 明るくなる空 今日もまたきっと 初めまして
会いたい
溶けかけのアイスクリームを眺めて ため息をついてしまう僕はまた 陽炎に揺られては形をなくしてしまう そんな気持ちになる 夕焼けが目に染みる 家へ帰ろう 今夜は君の毛並みに顔をうずめて眠りたい だから早く帰ってきてね 寝たふりしながら待っているからさ もぐりこんできて 飲みかけのアイスコーヒーは もう氷が溶けて薄まってしまっている 吹雪に飲み込まれてすべてが埋もれてしまう そんな気持ちになる 朝焼けがせかしている 支度をしろと 怖い夢を見て起きてしまった夜は なんでもなさそうにそっとすり寄ってきてね たしかなにおいに包まれながら 君を感じていたい かなわないことくらいわかっているけど ながれぼしにねがいを きみにあいたい 今夜は君の毛並みに顔をうずめて眠りたい だから早く帰ってきてね 君の声で僕の名前を呼んでよ 僕の声が君に届きますように 寝たふりしながら待っているからさ もぐりこんできて
招待状
この夜が明けたら歩き出そう きっといい日にできるはずだ あの日見た世界を味方にして ずっとこの手をつないでいて ほらパレードが始まるよ 特等席へご招待さ 涙のビンにフタをしたら 高く高く高く掲げて あの虹が消えたら探しに行こう きっとどこかで会えるはずだ この時が見つけた未来ならば ずっと心を伝えていて ほらパレードが始まるよ 特等席へご招待さ 記憶のビンのフタを開けて 遠く遠く遠く届けて 高く高く高く 遠く遠く遠く ほらパレードが始まるよ 特等席へご招待さ 涙のビンにフタをしたら 高く高く高く掲げて ほらパレードが始まるよ 特等席へご招待さ 記憶のビンのフタを開けて 遠く遠く遠く届けて 高く高く高く 遠く遠く遠く
タイムマシン
いつでも時計は正確だ カチカチ リズムを刻んでいる ため息はつきつくした 印は塗りつぶされた 帰ろう あの頃へ 最善の選択だ 「タイムマシンに乗ったら、もう戻っては来られないよ」 僕だけが知っていること 二度と見られない未来のこと 選んでみる? どこでも時間は残酷だ チクタク 確かに動いている 泣いてしまいそうになる 思い知らされてしまう 帰ろう 待ちわびた その時は来たんだ 「タイムマシンに乗っても、何も変えることはできないよ」 僕だけが知っていること もしもの世界で起こること 話してみる? さようなら でも君を忘れてしまうのかな ――タイムマシンに乗ったら もう戻っては来られないよ―― 僕だけが知っていること 覚えていたい今日のこと ――タイムマシンに乗っても 何も変えることはできないよ―― 僕だけが知っていること これから嘘になる未来のこと 選んでみる?
いいかな
カーテンの外はもう明るい 肝心な時に思考停止? 好き嫌い 好き? 嫌い? そろそろ正直になってみたら? 予測不可能なことばかりで 泣いてしまいそうになったって 良い悪い 良い? 悪い? ころころ心変わりしたいや 見つめる視線の先の先 確かなものが見えなくても 突き進んでみてもいいかな さようなら 昨日までの自分 信号機も点滅に変わる 瞼の裏には何が見える? 好き嫌い 好き? 嫌い? そろそろ素直に言ってみたら? 案外なんてことないかもよ 涙がこぼれてしまったって 良い悪い 良い? 悪い? くるくる万華鏡を回したいや 見つめた視線の先の先 かすかに光があるのなら 信じ続けていてもいいかな さようなら 昨日までの自分 ゆらゆら揺れてる ふわふわ浮いてる 見つめる視線の先の先 確かなものが見えなくても 突き進んでみてもいいかな さようなら 昨日までの自分 見つめた視線の先の先 かすかに光があるのなら 信じ続けてもいいかな さようなら 昨日までの自分 見つめる視線の先の先 確かなものが見えなくても 突き進んでみてもいいかな さようなら 昨日までの自分 見つめた視線の先の先 かすかに光があるのなら 信じ続けてもいいかな さようなら 昨日までの自分
声
この声が この声が 届くまで歌い続ける 思い出す高い空 残っている夢のあと 行く末を見届ける陽だまりに微笑みを この声が この声が 届くまで歌い続ける 空を突き抜けて 君の所へ 気づかないふりをして 結わっている願い事 確かめるぬくもりに もう一度微笑んで この声が この声が 届くまで 歌い続ける 空を突き抜けて 君の所へ この声が この声が 消えるまで紡ぎ続ける そして いつの日か会える 信じて 翼も花束も要らない 要らないから この声が この声が 届くまで歌い続ける 空を突き抜けて 君の所へ この声が この声が 消えるまで紡ぎ続ける そして いつの日か会える 信じて この声は この声は あの場所へ響いていますか?
自分気分
青空広がれば さあ出かけようか リュックに詰め込んだ夢たちが僕を待っている 未来が待っている 手書きのレシピの山の向こうで 濃ゆい味付けが恋しくなって ひとさじ多く入れてみたりもして 何度も味見しているうちに わからなくなることもあるけど まあいいよね 全部自分次第だ 自分次第だ 気分次第だ 星空見上げれば ほら見つけようか まだ見たことのない世界が君を待っている ずっと待っている 背中に花束を隠しながら 淡い味付けが懐かしくって ひとさじ少なくしたりもしたけど 何度味見を繰り返しても やっぱりわからないままだけど まあいいかな 全部自分次第で 自分次第で 気分次第で 見えるようになると 見えなくなっていく それでも僕は僕を信じ続けるよ 甘いお菓子を並べたくなって テーブルを埋めてみたりもしたけど 何度自問自答してみても わからないままでもいい? 苦いコーヒーが飲みたくなって まだうまく淹れられないんだけどね 何度試行錯誤してみても わかりそうでわからないんだけど まあいいじゃん 全部自分次第だ 自分次第だ 気分次第だ 自分次第だ 気分次第だ
全身全霊
雨が降り始めたみたいだ 全部かき消されていくよ 今日はもう終わっていくのに なんで落ち着かないんだろう ずっとずっと見つめていたい ずっとずっと聞いていたい なんてわがままかな 全身で抱きしめて 全霊で受けとめて 好きなものをいつまでも好きでいたい ただそれだけだ 夜がすまし顔をしながら 見ないふりをしているから 僕は少しだけ背伸びして そっと君の手を引いたんだ ずっとずっと見つめていたい ずっとずっと聞いていたい なんてわがままだね 全身で抱きしめて 全霊で受けとめて 好きなことをいつまでも好きって言いたい ただそれだけなのに いさせてよ いわせてよ ずっとずっと見つめていたい ずっとずっと聞いていたい なんてわがまま言わせてよ 全身で抱きしめて 全霊で受けとめて 好きなものをいつまでも好きでいたい ただそれだけだ 全身で抱きしめて 全霊で受けとめて 好きなことをいつまでも好きって言いたい ただそれだけなのに すきだよ