虎王と犬春
- 600 JPY
・A5版・本文P40 ・ストーリー:時は文禄、豊臣の栄華に酔う京のみやこ。 虎王と犬春は捨て子であった。大陸から二束三文で売られてきた子供たちだ。 ふたりは京都洛北にある狸穴御殿の親父殿に引き取られ、虎は武者、犬は愛息として養育される。 義兄弟の盃を交わした虎と犬。 しかし虎王には親父殿の催眠妖術がかけられており、夜な夜な要人暗殺の刺客として放たれていた。 というのも虎王の心臓は、崑崙山に棲む仙人、西王母が磨いたという貴重な玉(翡翠)で出来ていて……? 洛北の森に棲まう、人ならぬものたちの物語。夜の京を虎と犬が駆け抜ける、歴史妖怪ブロマンスです。 ・表紙:ミランダ(キラッと光ります) 全体に星をちりばめたようなデザインに見えますが、よーく見るとひとつひとつ、桔梗の形をしています。 ・本文用紙:モンテシオン。ざらつきのある紙です。手触りいいです。 ・デザイン:まんまる◯さまにお世話になりました。 https://mamma-ru.com