47点 梅紋 (うめ) 日本の実用家紋 ZIP (AI, PNG, PSD)
- セットA 梅鉢ほか (16点)130 JPY
- セットB 梅花ほか (16点)130 JPY
- セットC 大名梅紋ほか (15点)130 JPY
【セットA】画像2番目 内容 (梅鉢、丸に梅鉢、月輪に梅鉢、藤輪に梅鉢、木瓜に梅鉢、丸亀甲に梅鉢、折敷に梅鉢、梅鉢(変わりA)、丸に梅鉢(変わりA)、外雪輪に梅鉢(変わりA)、折敷に梅鉢(変わりA)、平折敷に梅鉢(変わりA)、梅鉢(変わりB)、丸に梅鉢(変わりB)、星梅鉢、丸に星梅鉢) 【セットB】画像3番目 内容 (六角に星梅、鉢梅花、丸に梅花、雪輪に梅花、外雪輪に梅花、折敷に梅花、亀甲に梅花、藤輪に梅花、片藤輪に梅花、軸付き藤輪に梅花、八重梅花、剣星梅、丸に剣星梅、木瓜に剣星梅、光琳梅、陰光琳梅) 【セットC】画像4番目 内容 (釜敷き梅鉢、向こう梅、丸に向こう梅、細輪に向こう梅、雪輪に向こう梅、外雪輪に向こう梅、白餅に向こう梅、ねじり梅、梅鉢 (金沢加賀家)、丁子梅鉢 (富山加賀家)、瓜実梅鉢 (大聖寺加賀家)、丸に梅 (飯田堀家A)、丸に梅 (飯田堀家B)、梅鉢 (B)、八重星梅鉢) ━━━━━━ ※1つのZIPフォルダの中に1点1点個別にデータが入ってます。 サイズ1000px × 1000px (余白あり) モノクロ 拡張子AI (CS2)、PNG、PSDの3種類、全て背景透明の素材です。 ━━━━━━ 【解説】 平安時代よりも前より日本国民に愛されていた代表的な花木が梅であった。 【梅鉢】使用家 (公家菅原氏嫡流)子爵高辻家 「梅鉢」の家紋を使用している子爵高辻家は、現在日本全国に散らばる菅原古人より続く菅原一族の宗家にあたり、初代菅原古人の男系血統を保持し続けている。菅原道真を御祭神としている天満宮の総本社の太宰府天満宮、そこの宮司を代々務めている一族も子爵高辻家の直接の縁戚関係にあたる。 【星梅】使用家 (公家菅原氏)子爵東坊城家、(上野七日市)子爵前田家、(伊予松山)伯爵久松家、(伊予今治)子爵久松家 ・「星梅」を使用している上記の4家の家紋は遺構より全て確認済み。愛媛県松山市の地を治めた松山藩主久松家の場合「星梅」だけではなく、松山城の小天守に展示されている長持ちに「丸に星梅」の紋様も確認されている。 ・藤原鎌足の男系血統上の嫡男家、公家公爵九條家の合印紋、替紋の一種として使用されていた。 ・日頃より、家紋の伝承ミスが起こらないためにも、祖先からの伝えや紋付の備品、墓石を写真でしっかりと残しておくことが大切です。その中でも間違われやすい家紋のひとつが「星梅」と「六曜 (六星)」。 1. 星梅 → 中心丸 < 外側の五星 2. 六曜 → 中心丸 ≧ 外側の五星 丸が合計六つ、中心の円を囲むように五つの丸が配置された家紋があります。ポイントは“丸の大きさ”で、注視して確認してもらいたい。紋章上絵師や彫刻を担当する人によって当然仕上がりに差が出てしまい、星梅なのか六曜なのか、判断に困るギリギリのものもあります。 【丸に剣星梅】使用家 (肥後人吉)子爵相良家 現在の熊本県人吉市の人吉藩主の子爵相良家の家紋である。 【光琳梅】 江戸時代、尾形光琳が考案した紋様の光琳梅。中心部の窪みが笑みを浮かべているように見えることから縁起が良いとされ当時ブームになった紋様である。光琳梅の図案は他の家紋の一部に取り入れられている (沢瀉紋や牡丹紋など)。 【釜敷き梅鉢】使用家 旧財閥安田家 安田財閥創設者の安田善次郎が、明治に入り別の家紋から現在のものに変更。実質の一族専用紋である。特に明治以降、安田家の様に富を得た家、戦果を上げたなど、功績を得たことを理由に家紋を新調する家が多く現れた。これが明治時代に現代に繋がる家紋の形が確立した大きな要因である。余談になるが、四大財閥の創設家である岩崎、住友、三井の各財閥家が男爵を授爵するが、安田家だけは爵位を受けなかった点が他の財閥家と異なる特徴である。建造物の装飾から確認済み。 【梅鉢 (金沢前田家)】使用家 (加賀金沢)侯爵前田家 石川県金沢市の地を治めていた侯爵前田家の家紋。金沢市の遺構より確認済み。 【丁子梅鉢 (富山前田家)】使用家 (越中富山)伯爵前田家 富山県富山市の地を治めていた伯爵前田家の家紋。遺構より確認済み。 【瓜実梅鉢 (大聖寺前田家)】使用家 (加賀大聖寺)子爵前田家 石川県加賀市の地を治めていた子爵前田家の家紋。地元寺院より確認済み。 【丸に梅 (飯田堀家)A、B】使用家 (信濃飯田)子爵堀家 長野県飯田市の地を治めていた飯田藩主の子爵堀家の家紋。点の数が多い『A』の定紋は概ね花のしべ(中心部から伸びている点と線)の数が統一されている紋様である。その反面『B』の紋は使用されている装飾品によって花のしべの数がバラバラである。『A』は東京都内と地元の装飾品より、『B』は地元の装飾品より確認済み。 【丸に向こう梅】使用家 (フィクション)渥美格之進家 テレビ版初期および劇場版の渥美格之進こと格さんの家紋は「丸に向こう梅」。後に「細輪に三つ松皮菱」に変わる。 【梅鉢 (B)】 加賀前田家の旧定紋および現在の千葉県多古町の地を治めていた多古藩主の子爵久松家の家紋である。 【八重星梅鉢】 現在の京都府南丹市の地を治めていた園部藩主の子爵小出家の替紋のひとつである。ほかに替紋には亀甲に小文字もある。確認済み。(執筆日 20/9/2022)