■豆歌集
文フリ用に作成したかわいい本。
B8サイズ(トレーディングカードぐらい)
450円送料込
本は小さくても字は小さくなくて読みやすいです。
外見はオモチャみたいですが、中身は本物。2000年刊行の『潮汐性母斑通信』より49首、その直後の歌から1首、厳選しました。
世は白雨 走り込んでは牛たちのおなかに楽譜書く暗号員
ついてきた蛍びかりのいもうとの冷母音怖くてかわいがる
霊能を集めて一家がかきまぜるジグソーパズルの父の肖像
うずいている夕焼けている 関係者各位わたしの乳首は交番である
手があれば胸をこうしてばってんに押さえて飛び立つだろう飛行機
2022年11月作成